切り絵作家の斉藤洋樹(@kiriehiro)さんの作品が「切り絵とは思えないほどにリアルさを表現している」と、Twitterで話題になっています。まさに神業レベルの紙技をご覧ください!
えっ、これ写真じゃないの!?
以前、他の人から「ここまでやるとやりすぎ!」「紙っぽくなくて紙の良さ全然出てない」「切り絵らしさ全く無いね」といった事を言われた斉藤さん。
それが悔しくて、一般的な”切り絵らしさ”に寄せる・・・のではなく、さらに切り絵で如何にリアルさを表現できるかを突き詰めた結果、写真と見間違うほどのリアルな切り絵が完成しました。それがこちらです。
アドバイスおじさんに1回絡まれて「ここまでやるとやりすぎ!」「紙っぽくなくて紙の良さ全然出てない」「切り絵らしさ全く無いね」って言われたことあってめちゃくちゃ悔しくて堪らなくて更に切り絵らしさ無くなりました
切り絵で如何にリアルさを表現できるかを突き詰めているのが斉藤の世界だ!!! pic.twitter.com/6uByaogHnS— 切り絵作家斉藤洋樹 個展【足跡】2.28-3.1 (@kiriehiro) 2019年11月22日
切り絵と言われなかったら完全に写真だと思ってしまうほどのリアルさ。光の明暗や緻密さ、その表現力の素晴らしさにただただ驚きと感動が込み上げてきます。これぞ神業レベルの紙技ですね!
「ここまで出来てしまうのか‥」と切り絵の可能性に気付かされるとともに、”切り絵らしい”といった一般的なイメージや固定概念にとらわれない斉藤さんの作品から「こんな楽しみ方もあるんだなぁ!」と教えて頂きました。
ちなみに、これらの作品は実在する風景がモデルとなっているそうです。
ありがとうございます!
凄く嬉しいです!
モデルの風景は実際に存在しておりますのでよろしければ足をお運びください?
(1枚目 東京 新宿御苑 2枚目京都 哲学の道 3枚目東京 昨年開催された青の洞窟というイルミネーションイベントです)— 切り絵作家斉藤洋樹 個展【足跡】2.28-3.1 (@kiriehiro) 2019年11月22日
モデルとなった場所に足を運んでみるとさらに感動しそうですね。
また、作品からかなり繊細なカット作業が必要であることが分かりますが、紙をきれいに細く切るコツなどもコメントで紹介されています。
私が意識していることは刃の入れる角度、切るスピード、刃を入れる深さ、あといちばん大事なのが切れ味のいい刃です。
細く長い距離を切る場合は刃を寝かせてゆっくり切ります。刃の入れる深さは浅め。
狭い範囲はできるだけ刃を立てて切ります。刃の入れる深さは切る範囲で変えます
参考になれば?— 切り絵作家斉藤洋樹 個展【足跡】2.28-3.1 (@kiriehiro) 2019年11月23日
次はどんな美しい風景を切り取るのか、斉藤さんの切り絵の世界から今後も目が離せません。
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出典:Twitter(@kiriehiro)