メンチカツとミンチカツは別物?それぞれの違いについて解説

2019.12.1

おいしそうなメンチカツ
スーパーやお肉屋さんで売ってる定番のお惣菜「メンチカツ」

子供の頃から大好きだという方も多いかと思いますが、このメンチカツは時々「ミンチカツ」と呼ばれることもありますよね。

メンチカツとミンチカツ、一体どちらが正しいのでしょうか?今回はその語源や違いを詳しく解説します!



メンチカツとミンチカツあなたはどっち?

出典:Wikipedia

メンチカツとミンチカツ、実はほとんど同じもの。地域によって呼び方が違うだけなんです。

全国的にはメンチカツが主流


全国的に多くの地域で使用されている呼び方「メンチカツ」の方です。

明治時代に東京の浅草にあった洋食店で誕生した、牛肉や豚肉のひき肉と玉ねぎのみじん切りを練って小判型に成形し、パン粉をつけて油で揚げた料理を「メンチカツ」と呼んだのが最初でした。

関西を中心にミンチカツが主流に


「ミンチカツ」という呼称は主に関西だけで使用されているようです。

関西の精肉店からメンチカツと同様の料理が広まった際、この精肉店で「ミンチカツ」という呼称を使っていたことから、関西ではミンチカツと呼ばれるようになったそうです。




実は同じものではない?

洋食屋のメンチカツ
すでにお話したように、メンチカツとミンチカツは発祥が別々。ほぼ同じ料理でありながら、別々の場所で誕生した料理なんです。

メンチカツとミンチカツは出来た歴史が違う


メンチカツは明治時代に東京の洋食店で誕生しましたが、ミンチカツは昭和初期に神戸の精肉店で誕生した料理です。

さらに、実は料理に使用される材料にも違いがあるようです。

メンチカツとミンチカツは材料も違う


メンチカツの場合は主に豚肉と牛肉の合いびき肉を使用することが多いですが、ミンチカツの場合は牛肉のひき肉だけを使用することが多いようです。

これは、メンチカツが洋食店で子供から大人まで食べやすいメニューにする必要があった一方、ミンチカツは発祥が肉屋さんだったため贅沢に牛肉を使用することができたという点に由来しているのかもしれません。

メンチカツとミンチカツは語源も違う

おいしそうな断面のミンチカツ
メンチカツとミンチカツ、実はその名前の語源も違うんです。

メンチは「ミンスミートカツレツ」


メンチカツはもともと「ミンスミートカツレツ」という名称で提供されていました。これは英語で「細かく刻んだ肉のカツレツ」という意味ですが、この名称が縮まって「メンチカツ」と呼ばれるようになったそうです。

ミンチはミンチ肉(ひき肉)


それに対して、ミンチカツは作り方そのままの名前。「ミンチ肉(ひき肉)で作るカツレツ」だから「ミンチカツ」と呼ばれるようになったようです。

単純な言い間違いなどではないんですね!

【まとめ】メンチカツとミンチカツ、どう違う?

居酒屋さんっぽいメンチカツ
メンチカツとミンチカツはほとんど同じ料理ですが、地域によって呼び方が異なることがわかりました。その材料や歴史も全然違う料理なんて、不思議ですね。でもどちらも美味しいことに違いはないし、どちらでも良いかな!

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出典:Wikipedia(メンチカツ)

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