コップや湯呑み、水筒で気になる「茶渋」の取り方は?茶渋はどうして発生するの??

毎日マイボトルなどに入れてお茶を持ち歩いているという人も多いかと思いますが、お茶を飲んでいるとコップやマイボトルに染みついた茶渋が気になりませんか?
普通に洗うだけではなかなか取れない頑固な茶渋は、どうすれば取れるのでしょうか?

ここでは、茶渋の原因や取り方を解説します!!

そもそも茶渋って何?

 

敵を倒すには、まず敵を知ることから。
茶渋の基礎知識を解説します。

茶渋の原因はお茶だけではない

「茶渋」という名前から、原因となる飲み物は緑茶や紅茶などのお茶だけだと思っている方も多いようです。
ですが、実は茶渋の元になってしまうのはお茶だけではありません。

コーヒーやジュースなど、色の濃い飲み物全般が茶渋の原因になるんです

カテキンやポリフェノールが茶渋の原因に!?

色の濃い飲み物が茶渋の発生源となってしまうのは、飲み物に含まれるカテキンやポリフェノールが原因です。

私たち人間の身体にはとても良い成分であるカテキンやポリフェノールですが、水分に含まれるわずかな金属であるミネラルなどと反応し、「ステイン」と呼ばれる黄色い色素を生み出してしまいます。
これが茶渋の原因なのです。

特に湯呑みやコーヒーカップなどには中が白いデザインのものが多いので、ちょっとの黄ばみでも目立ってしまうんです。

茶渋を取るには?

 

しつこい茶渋を取るには、どのような方法があるのでしょうか?

王道「漂白剤」を使う

とりあえず試してみたい王道の方法として、漂白剤を使う方法があります。

水気を拭き取ったカップにパッケージの説明書き通りに薄めたキッチン用の漂白剤をなみなみと注いで、そのまま20~30分間放置するだけ!
ぬるま湯ですすげば完了です。

漂白剤を扱う際には手が荒れないよう、ゴム手袋を装着するようにしましょう。

重曹を使う

漂白剤と並び、茶渋を取るのに効果的とされているのが重曹
細かい粒子がステインに付着して、汚れを浮き上がらせてくれるのだそう。

まず最初に、汚れを取りたいカップに熱湯を注ぎます。
そこに小さじ1杯程度の重曹を投入し、スプーンなどで混ぜて重曹を溶かしたら1時間ほど放置しましょう。

1時間放置したらぬるま湯ですすいで乾燥させれば完了です!

意外な伏兵「塩」!

意外と良い仕事するのが
塩の粒子が研磨剤としての役割を持って、茶渋を綺麗に掻き出してくれるんです。

茶渋が気になるカップの水分をしっかり拭き取ったら、気になるところに塩をすり込んでみましょう。
カップに水分があると効果が薄れてしまうので要注意!

また、粒が大きめの粗塩の方がより効果を感じやすいでしょう。

ミカンの皮も効果的

ミカンやレモンなど柑橘類の皮も茶渋に効果的。
柑橘類に含まれるリモネンという成分には、しつこい汚れを落とす効果があるとされているんです。

ミカンの皮に塩をつけて茶渋をこすれば、塩との合わせ技でより効果的になります。

歯磨き粉も研磨効果が〇

歯磨き粉にも研磨効果があるので、茶渋にも効果的。
特に「ステイン除去効果」を謳っている歯磨き粉にはより高い効果が期待できます。

水筒などのパッキンには?

茶渋が気になるのはカップやボトル、水筒などの本体だけではないですよね。
意外と気になるのが、水筒などにあるパッキンの部分

このパッキンの部分も基本的には本体と同様に漂白剤や塩などを使う方法で問題ありません。
しかし、ゴムは熱や強い洗剤に弱い傾向にあります

熱湯や漂白剤などを使用する際には水筒の説明書や洗剤の説明書きをしっかり読み、注意して行うようにしましょう。

茶渋になる前に予防しよう!

 

意外と茶渋を落とす方法には色々なものがありますが、どうせなら茶渋になる前に予防したいですよね。
では茶渋を予防するためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

最も効果的!「すぐ洗う」

最も効果的なのはすぐ洗う方法
お茶やコーヒーを飲んだ後そのままの状態にしてしまうと、カップの内側にステインが染みついてしまいます。

その場ですぐに綺麗に洗わなくても、水に浸けておくだけでも効果的ですよ!

米のとぎ汁で煮だす

お茶を飲んだカップを米のとぎ汁で煮出すことで、汚れをつきにくくするという方法もあります。
これは陶器のみに効果的な方法なので、水筒やマイボトルの場合は注意です!

磁器製品は茶渋がつきにくい

家で使うマグカップやコーヒーカップなどは、陶器よりも磁器を選ぶようにしましょう
表面に細かな凹凸が多い陶器よりも、なめらかな磁器の方が汚れが付きにくい傾向にあります。

磁器の方が日頃のお手入れが楽になるので、茶渋が気になる場合は磁器のカップや急須などを選ぶようにしましょう。

【まとめ】茶渋の正しい取り方!

茶渋を取る方法には色々なものがあります。
意外と手元にある道具で解決させられるもののようです。

また、茶渋がつかないように日頃から対策を練っておくことも大切ですよ!!

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