大安・仏滅などの六曜の意味を知ってる?過去に政府が廃止しようとしたこともあるらしい!

2019.12.28

rokuyo
みなさんは、六曜を気にされますか?縁起がいいといわれる大安や、悪いといわれる仏滅。その他にも先勝、友引、先負、赤口とあり、主に冠婚葬祭などの日取り決めるときに参考にする方もいらっしゃいます。

それは、六曜を意識して行動すると良い結果へ進むといわれるからです。

今回は、六曜それぞれの意味や成り立ちについて徹敵的に解説いたします。「縁起担ぎにはあまり興味が無い」という方も、まずは六曜のことをよく知り、それから判断してみてくださいね。



六曜とは?

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六曜とはその日の吉凶を占う指標で、6つの曜日があります。

六曜って何?


中国で誕生したといわれる6つの暦注です。日本へ伝来したのは鎌倉時代ですが、その後、形を変えながら徐々に広まり、現在の六曜に確定し浸透したのは江戸時代後期になります。

先勝(せんしょう、さきかち、せんかち)
友引(ともびき、ゆういん)
先負(せんぷ、せんふ、せんぶ、せんまけ、さきまけ)
仏滅(ぶつめつ)
大安(たいあん)
赤口(しゃっこう、じゃっこう、しゃっく、じゃっく、せきぐち)

正しい読み方が分からないという声を聞きますが、読み方がたくさんあるからですね。意外と、見た漢字のまま読めば合っているようですよ。

暦注(れきちゅう)


暦注とは、陰陽五行説と十干十二支に基づいて定められた事柄です。日付一つ一つに対する吉凶や禁忌に関することを表しており、中でも知名度が高いのが六曜です。暦注が記載された「暦注カレンダー」というものもあります。

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上の図は、2019年2月4日の暦注を書き出したものです。

日付、曜日、二十四節気、七十二候などの科学的・天文学的な事柄、または占いを元にした運勢が書かれています。たった1日にこれだけの事柄が詰まっていると思うと、重みがありますね。

6種類は変化している


鎌倉時代に中国から伝来した六曜ですが、江戸時代後期に現在の形に確定するまでは少しずつ変化していました。

かつては「大安、立連、則吉、赤口、小吉、虚妄」が六曜だといわれている時代もあり、解釈も変化しているのです。

仏教との関連はない


六曜に使われている漢字や雰囲気から、仏教が関係していると思われがちですが、それは違います。

仏教の教えは我を捨てることで心を強くするものですが、六曜すなわち占いは持っている我の具現化を願うもので、真逆の考えになるからです。心が占いで惑わされるとし、お釈迦さまは占いやおまじないを禁止していたという話もあります。




六曜の意味

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六曜はどんな意味があるのでしょう?

基本的には占いに使う


六曜とは、日にちの吉凶を判断する占いです。「結婚式は大安に」「友引にお葬式はダメ」などと気にする方もいらっしゃいますね。

それぞれの意味


六曜それぞれの意味をご紹介します。

先勝


「先回りして行動すると勝つ」といわれる日。午前は吉、午後は凶の時間帯。急用や争い事にうまく対処できる日。

友引


「友人を引き込む」「勝負事が引き分けになる」といわれる日。朝晩は吉、昼は凶。お葬式や荼毘などの弔事を避ける傾向があるが、本来仏教とは関係はない。

先負


「先手を打って行動すると負ける」といわれており先勝に対応する日。午前は凶、午後は吉。急用や争い事は避けるべき。

仏滅


「物が終わる(滅する)」といわれ、六曜の中で最も凶日。しかし、別れたい人と縁を切る場合には良い日とされる。

大安


「大いに安し」といわれ、何をするのにも良い日。六曜の中で最も吉日。

赤口


「全てが消滅する日」「魔物がとりついている」といわれる日。正午の前後を除いて凶日。火の元や刃物など、死を連想するものに注意。

実は政府に禁止されたことが?

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世間一般に浸透している六曜ですが、政府に禁止されていた過去があります。

明治政府が暦注を禁止


暦注は単なる迷信だという考えから、明治政府は吉凶付きの暦注を禁止しました。

明治政府は1872年にこれまで使っていた太陰暦から太陽暦に暦を変更しました。その際に、暦注に関しても「吉凶付きの暦注は迷信である」として、政府は吉凶のある暦注に関しては一切禁止にしたのでした。

暦注に惑わされて結婚の日を遅らせる、引っ越しや旅立ちの日を変える、亡くなった者の荼毘日を遅らせる、ということは無駄な混乱だと唱えたのです。

暦注の中でも六曜は人気で


新しい時代を築こうとする明治政府は、日本暦と西洋暦との間で起こるズレを解消するために、現在も使われている太陽暦を採用し近代化を勧めました。しかしそのやり方はとても強引で、準備期間がほとんどないまま明治5年12月3日を明治6年1月1日に変更したため、国民は大混乱を起こしたのです。

そんな中での暦注禁止。しかし、すでに人々の間で浸透し特に人気があった六曜を信じる者は絶えず、それどころかさらに重視されていったといいます。

もしかして、庶民の間にある政府への不信感が反動となった部分もあるのかもしれませんね。

まとめ

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六曜は占いのため、本当に当たるかどうかは分かりません。しかし、信じることで意識が変わる人がいることは事実です。「今日の結婚式は大安だから、絶対に成功する」「先負けだから急用でもうまくこなせるに違いない」というように、自信につながることで行動できることがあるかもしれませんね。

六曜を信じるか信じないか、人生にどのように取り入れていくかは、あなた次第です。

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