和菓子の奥深さ、和菓子職人の優れた技術に驚かされることは多いですが、今回Twitterで話題を呼んでいたイチゴ?には特に驚かされました。
パッと見た瞬間はイチゴに見えるのですが、なんと日本の伝統和菓子のひとつ「練り切り」で作られたものだったのです!
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手間と時間をかけました
練り切りでイチゴを作り、Twitterに投稿されたのは、岐阜の和菓子職人である三納寛之(@wagashi_sanchan)さん。こちらが話題のツイートです。
見た目はイチゴなのですが、中身を見てみると分かるように和菓子の練り切りで作られています。凄いですよね・・完全に本物のイチゴと見間違えてしまいます。外側についている粒粒の痩果(そうか)も、とてもリアルに表現されていますよね。
三納さんは「手間とか利益とか考えなければ和菓子の表現できる可能性は無限大」とおっしゃっていますが、練り切りで作ったイチゴがまさに和菓子の可能性を感じさせてくれます。
作ってるところも見たくなる
この投稿に対しては、「イチゴと見間違えた」という声をはじめ、「作っているところを見たい」といった声など、多くの反響が寄せられていました。
確かに新鮮で美味しそうですし、同時に糖度が高そうなイチゴとも言えるかもしれません(笑)
上生菓子の「練り切り」
練り切りとは、日本の伝統和菓子のひとつで上生菓子に数えられます。近年ではケーキやお饅頭などのコーナーでも気軽に購入できるようになってきましたが、元々は馴染みの薄い生菓子でした。
原材料として、いんげん豆や白小豆を材料にした白あん、求肥、寒梅粉などを使用。季節の草花や自然など、四季折々の風物を鮮やかな色や美しい形で仕上げる練り切りは、まさに芸術品と呼べる逸品。
今回の投稿で、和菓子・練り切りの素晴らしさ、奥深さを改めて思い知らされた気がします。
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出典:Twitter(@wagashi_sanchan)