十五夜は有名だけど十三夜って知ってる?お月見は両方しないと縁起が悪い? | FUNDO 十五夜は有名だけど十三夜って知ってる?お月見は両方しないと縁起が悪い? – FUNDO

十五夜は有名だけど十三夜って知ってる?お月見は両方しないと縁起が悪い?

2020.1.15


秋の夜長に楽しむものといえば十五夜が有名ですが、実は日本古来の文化として十三夜も合わせて楽しむのが本来の月見のあり方だと言われています。

そもそも十三夜はどういうものなのかというと十五夜から一ヶ月後の月見のことです。ここではそんな十三夜についてご紹介するので、せっかく十五夜を楽しむのなら十三夜も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

むしろ両方を見ないと縁起が悪いと言われているので、そちらについても知っておくと良いかもしれません。

十三夜とは?


十三夜とは旧暦の9月13日ごろの夜のことを意味します。数々の小説や楽曲にも使われている言葉となっています。

日本の月見といえば十五夜と相場が決まっていますが、十三夜も合わせて満喫してこそ初めて日本の月見を楽しんでいると言えるのです。

十五夜ではないもう一つのお月見


十三夜は十五夜ではないもう1つの月見のことです。十五夜は新月から15日目の満月の夜を指すのですが、十三夜は新月から13日目の月で満月の少し手前の夜を指します。

十三夜の時期


十三夜の時期はおおよそ十五夜の1ヶ月後となります。新暦では十五夜と同様に十三夜も毎年違う日になるため、そこはその年ごとに確認しておくことが必要です。

ちなみに2018年は10月21日だったのが2019年は10月11日となり、2020年は10月29日となっています。さらに2021年や2022年となると日にちも変わってくるので、事前に確認してから月見を楽しみましょう!

十三夜は日本独自の風習


十五夜は平安時代に中国から伝来した風習だと言われているのですが、十三夜に関しては日本独自の風習だと言われています。その昔、醍醐天皇や宇多天皇が十三夜に月見を楽しんだのが始まりと言われており、それ以来日本でも十三夜を楽しむ文化が根付いていきました。

もっとマイナーな十日夜


十五夜は広く知られていて、十三夜も月見が好きな人には知られているのですが、もっとマイナーな十日夜もあります。読み方は他の「じゅうごや」や「じゅうさんや」ではなく「とおかんや」や「とおかや」となります。

こちらは旧暦10月10日の夜に行われる行事として知られ、もともとは収穫祭の一種だったそうです。稲の収穫に感謝し、翌年の豊穣を祈って開かれている行事であり、十五夜や十三夜とともにお祝いする日でもあったのだとか。



十五夜との関係は?


十五夜と十三夜は対となる関係にあります。この2つの夜を合わせて古来から「二夜の月」と呼びます。どちらも日本と馴染みのある行事ということもあり、その関係性は深いです。

片見月は縁起が悪い


十五夜もしくは十三夜のみを見ることを片見月と呼びます。月見では、十五夜の月を見たなら十三夜の月も見ないと縁起が悪いと言われ、どちらもセットで楽しむのが良いとされています。

昔はどちらのお月見も同じ庭で見る風習があり、古くは別の場所で見ること自体を片見月として嫌ったそうです。現代では月を見ることすら少なくなってきたものの、せっかく月見をするのなら十五夜も十三夜も一緒に楽しみたいですね。

季節による名月の関係


十五夜と十三夜は季節による名月の関係にも注目しておきたいです。それぞれの時期によって呼び方が変わってくるため、ここからはそれぞれの名月についてご紹介します。

中秋の名月・後の名月


十五夜の時期は台風や秋雨が多い季節です。古来から「中秋の名月、十年に九年は見えず」という言葉があり、その一方で十三夜の時期は秋晴れが続き、美しい月が見られます。そのことから「十三夜に曇りなし」と称されることもあったそうです。

それらが対となり、十五夜は中秋の名月、十三夜は後の名月と呼ぶようになったと言われています。

芋名月・栗名月・豆名月


その他、十五夜は収穫した芋を備えることから「芋名月」と呼び、十三夜は栗や豆を収穫する季節のことから「栗名月」「豆名月」と呼ぶ関係にあるのも特徴です。

お月見しよう!


現代の人は月見をするという風習も薄れてきているかもしれませんが、せっかく月見のことを知ったなら、今年の秋は月見してみてはいかがでしょうか?

十五夜も十三夜も秋の実りと月見団子をお供えするのが一般的で、団子の数は12個~13個が良いとされています。その他、秋を象徴とする草木をお供えするとより月見を演出することができます。

近年は過ごし方もそれぞれ変わってきており、好きなお菓子などをお供えして月見と一緒に楽しむという人も増えています。そこは自由に月見を楽しんでみましょう!

まず十五夜


順番としてはまず十五夜から見ることとなります。十五夜の時期を見計らってお供え物を用意し、秋の夜長を楽しみましょう。

ちなみに・・
2020年の中秋の名月は、2020年10月1日(木)
2021年の中秋の名月は、2021年9月21日(火)です。

そのあと十三夜


その後、十三夜を見ることになります。欠けた月の風情を楽しみながら、十五夜と同じくお供え物をして月見を満喫しましょう。

ちなみに・・
2020年の十三夜は、2020年10月29日(木)
2021年の十三夜は、2021年10月18 日(月)です。

十三夜の歌を詠む


十三夜は季語として使えるので俳句にぴったりです。せっかく贅沢な時間を満喫するのなら、歌を詠むというのも良いのではないでしょうか。古くには和歌などを謳う詩人もいたと言われているので、月見を通して古き良き日本の風習を秋の夜風とともに感じてみてはいかがでしょうか?

まとめ


月見は十五夜にするものだと思っている人もいますが、合わせて十三夜も楽しむべきです。さらに月見を極めるという意味で言えば、十日夜も満喫してみましょう。

片見月は演技が悪いので、どちらかを見るのではなくどちらも見て楽しむのがベストです。ぜひとも秋の夜を贅沢に過ごしてみてくださいね。
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