インド第2の大都市であり、首都デリーと並んで南アジアを代表する世界都市のひとつでもあるムンバイ。
そんなムンバイで問題となっているのが、渋滞時に多くの車がひっきりなしに鳴らすクラクションです。
出典:YouTube
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地元の警察が立ち上がった
クラクションの騒音問題は、深刻極まりありません。これを見かねた地元の警察は、とあるアイディアを駆使して問題の解決を試みます。
それは、クラクションの音が85デシベル以上になると、信号機のタイマーがリセットされるという仕組み。リセットされると、ドライバーたちは再び90秒信号が青になるのを待たなければなりません。
こちらが試験的に設置された騒音の計測器。
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すぐに効果が表れる
計測器は設置された翌日から稼働。早速、効果を発揮します。
クラクションを鳴らしまくるドライバーたち。しかし、あまりにも信号が青になるのが遅いことから、車から顔を出すなどして、信号の方をのぞきこみます。
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すると、計測器には「もっと待って」の文字。
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これに対して、徐々に周囲にいた人々はこの仕組みに気づき始めます。クラクションを鳴らし続ければ、永遠に信号が青にならないということを・・。
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この光景を記念!?に写真に撮る人の姿まで。
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今回の施策を仕込んだ地元の警察官もしてやったりの様子です。
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信号を通過できなければ、クラクションを鳴らすのをやめるしかないですし、本当にナイスアイディアだと思います。
この施策が今後本格的に導入されるかどうかは不明ですが、クラクションの騒音問題を解決するためには効果がありそうですね。今後の取り組みに期待です!
動画はこちら
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出典: YouTube(The Punishing Signal in collaboration with Mumbai Police)