スイートピーの花言葉は?パステルカラーがカワイイ春の花

スイートピーはパステルカラーがとても愛らしい花で、日本でも人気の品種となっています。
そんなスイートピーにはどんな花言葉があるかご存知でしょうか?

そこでここでは、スイートピーの開花時期や原産、名前の由来などを解説するのに併せてその花言葉についても見ていきましょう。
それぞれ花の色によって違う花言葉があるそうですよ。

スイートピーとは?

 

スイートピーは、マメ科レンリソウ属の植物です。
美しい花を持つだけではなく、甘い香りを持つことでも知られています。

特徴

スイートピーは、パステルカラー調の鮮やかな色彩の花を咲かせます。
ピンク色が一番人気もあることからポピュラーな色となっていますが、他には白色や黄色、紫色などの花を咲かせる品種があります。

甘い香りがすることでも知られており、ガーデニングなどに用いられる花としてはもちろん、部屋に飾る花としても人気があります。
品種によっては酸味のある香りを含むものもありますよ。

その葉は緑の羽状となっており、先端が巻きひげのようにして他の草木に絡んで成長していきます。

開花時期

スイートピーは、春の訪れを教えてくれる花です。
最盛期は3月~4月ですが、品種によっては5月~6月まで咲くものもあります。
日当たりが良くて水はけも良く、保水もできる土、それと風通しの良い環境さえあれば3月~6月までには開花します。

また温室であれば冬にも咲かせることができ、比較的育てやすい品種でもあります。

原産

スイートピーはイタリアのシチリア島が原産です。
そこからイギリスで品種改良が進められ、明治時代に日本に渡来してきました。

日本では松田聖子さんが1982年に発表した「赤いスイートピー」などの影響もあり、一躍人気の花となりました。

ちなみにこの「赤いスイートピー」の発売当時、スイートピーに赤い花を咲かせる品種は無かったそうですが、この歌のヒットをきっかけに品種改良が進んだことで赤いスイートピーが現実のものになりました。

花の名前の由来

スイートピーのスイートは「香り」を、ピーは「豆」を意味します。
ほのかに甘い香りを放つ特徴とマメ科の花であることから、このような名前が付けられました。

スイートピーの花言葉

ここからは、スイートピーに存在する花言葉について見ていきましょう。
全体的な花言葉や、それぞれの色による花言葉がありますよ!

全体的な意味の花言葉

スイートピーには「門出・別離・ほのかな喜び・優しい思い出」などの花言葉があります。

今にも飛び立つような蝶の姿に見えることから、これらの花言葉を持つようになったと言われています。
誰かの門出や別離の際に贈る花としても知られ、冠婚葬祭で添えられる花としても人気です。

色による花言葉

そしてここからは、スイートピーの色別の花言葉をご紹介します。

ピンクのスイートピー

 

ピンクのスイートピーには「繊細・優美・恋愛の愉しみ」といった花言葉があります。
色合いがとても繊細で優美なことから、この花言葉が付けられたともされています。

白色のスイートピー

 

白色のスイートピーは「ほのかな喜び・微妙・デリケート」などの花言葉があります。
純白なその姿がほのかな色彩を帯びていることから、これらの花言葉が付けられたのだとか。

ただ、「微妙」という意味もあったり、「デリケート」という意味もあるので、必ずしもポジティブな意味だけの花言葉では内容です。

黄色のスイートピー

 

黄色のスイートピーは「囁き・分別・判断力」などの花言葉があります。
くっきりとしたコントラストの美しさから、そのような花言葉が生まれたと考えられています。

紫色のスイートピー

 

紫色のスイートピーは「永遠の喜び」という花言葉を持っています。

ピンク色よりも色彩が強く、生命力を感じる色合いですね。
永遠の喜びを感じていたいということで、結婚式などで使われることもあります。

スイートピーはエドワード朝を象徴する花

 

スイートピーは20世紀初頭のイギリスで、エドワード朝の象徴とされた花です。

イギリス王妃も愛したスイートピー

イギリス王であるエドワード7世の王妃、アレクサンドラ・オブ・デンマークが大変気に入った事から、スイートピーは式典や晩餐会でそれらの花を飾らせてきました。
大きなイベントの際には必ずと言って良いほど飾っていたこともあり、スイートピーはエドワード朝を象徴する花になったのです。

そこから各国に広まったことで、スイートピーは世界的に知られる花となりました。

スイートピーを愛した、アレクサンドラ・オブ・デンマーク

スイートピーを愛したアレクサンドラは、50歳を超えても30代に見られるほどの美貌を持っていたそうです。
また、天性の明るさで人々から好感を集めてきました。

その一方で、潔癖症で手にキスをされるのを嫌がったり、約束の時間を守れないという一面もあったのだとか。
その自由奔放で天真爛漫な姿で人々を魅了していたのです。

まとめ

スイートピーは日本でもフラワーショップに行けば手に入る花です。
また、ガーデニングなどでも人気があります。

そんなスイートピーには素敵な花言葉もあり、「門出・ほのかな喜び・優しい思い出」などは特にポジティブな花言葉です。
それもあって、結婚式で贈られたり飾られる花となることも。

スイートピーといえば、「赤いスイートピー」という題名タイトルの楽曲が知られていますが、この曲が発表された1982年当時は「赤いスイートピー」はまだ開発されていなかったそうです。

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