クモの目は宝石のように美しいって知ってる?その目にある能力も解説 | FUNDO クモの目は宝石のように美しいって知ってる?その目にある能力も解説 – FUNDO

クモの目は宝石のように美しいって知ってる?その目にある能力も解説

2020.4.27


みなさんはクモの目をじっくりと見たことはありますか?虫を見るのが苦手な人も多いので、まじまじと見たことがある人は少ないかもしれませんね。

実は筆者もクモがそこまで得意ではないのですが、見ているうちにだんだんと惹かれていました!(笑)

ここでは宝石のようだといわれているクモの目や、その特徴と役目についてご紹介したいと思います!

美しいクモの目の特徴


ここまでクモの目の美しさが分かる画像を載せていますが、じっとご覧になりましたか?

虫が苦手だという方もいると思いますが、写真ならなんとか・・・と思った方はぜひその目を見てみてください。

輝きつつも、光が吸い込まれていくような深い色合いの目をしていますよね。この目を宝石のようだと例える愛好家が多いようです。

このようにクモの目が美しいことがわかったところで、ここからは「そもそもクモの目ってどうなっているの?」という疑問を解説できればと思います。

クモの目の数


クモは8つの目が2列に並んでいるのが特徴なのですが、これに関しては位置や形状がクモの種類によって違ってきます。

クモは日本だけでも約1,200以上の種類がいるとされているため、その姿形も様々です。目が2つや4つのクモがいるだけでなく、中には目を持たないクモもいます。

クモの目は単眼?複眼?


昆虫の目には単眼と複眼があります。

主にトンボやハエなどは目が2つあるように見えますが、実はあの中に無数の網目模様(ハチの巣状)があり、それぞれが仕切られたレンズの役割を持っているのです。

トンボは1万個~3万個前後、ハエは2,000個前後あるといわれており、それら複数の目を持つ構造を複眼と呼びます。これらの複眼は動物の目として高度に発達した器官であると考えられているそうです。

ただ、クモはそもそも昆虫ではなく節足動物です。一見すると複眼に見えますが、実は1つ1つが独立した単眼を持つ生き物なのです。

もともと複眼だったものが、進化の過程で単眼に変化したと考えられているようです。



クモは視力が低い?


たくさんの目を持つクモですが、実は視力が低いと言われています。そこでここからは視力が弱いと言われるクモの目の秘密をご紹介します。

クモの目は見えていない?


クモはあまり目が良い生き物ではありません。

8つも目があると視力も最強に思えるのですが、逆にピントが合わずぼやけて見えているといわれています。なんだか不思議ですよね。

目の代わりになるクモの糸


クモの糸は非常に繊細で敏感で万能です。

まるで弦楽器のような糸は振動を感じ取りやすく、少し引っ張るだけで巣の状態や獲物の存在を把握することができるのです。

クモは視力が弱く、獲物を追いかけて捕食することが難しいため、糸を使って獲物を捕らえる網を作ります。

クモの巣を張るのは獲物を無作為に追いかけるよりも、網にかかった状態で捕食した方が成功率も高いためです。

要は目が悪い代わりに糸が驚異的な機能を持っているわけです。

ハエトリグモは例外的に視力がいい!


クモの中でもハエトリグモだけは2つの目が進化していて、他の目が退化しているという特殊な身体を持っています。

そのため、ハエトリグモは例外的に視力が良いのです。目が2つしかないことで、逆にピントが合わせやすく、獲物を捕らえやすいようです。

他にもあるクモの特徴


クモは節足動物の中でも非常に特殊な生態を持っています。その中でも意外な特徴についてご紹介します。

クモは空を飛ぶ


クモは巣を作ってずっと待っているイメージですが、実は空を飛ぶこともあります。

これは識者の中でバルーニングと呼ばれ、主に幼体のクモに見られる行動といわれています。

幼体のクモは周囲にある草や木に登って糸を出し、風に流された糸にぶら下がります。

そのまま風の力を利用して空を飛んでいくわけですね。大型のクモだと難しいですが小型のクモであれば、タンポポの種子の要領で空を飛ぶことができるそうです。

ちなみにバルーニングはほとんどの場合、大人になるとできなくなります。そのため、子供の頃にのみ見られる行動だと考えられています。

クモの糸の強さはナイロン並み


クモの糸は非常に強力です。優れた強度と伸縮性、耐熱性を併せ持っているのが特徴で、その強さはナイロン並みなのだとか。

伸縮率に関してはナイロンの約2倍あるとされることから、しなやかなのに強靭という最強の糸を持つわけです。

さらに引っ張る力は鋼鉄の半分にも相当するほどだといわれています。この能力に目を付け、すでに多くの実験によって研究が進められています。

近年は人工的にクモの糸を開発する方法も考案されているんだとか。

これらの研究結果がカーボンナノチューブなどにも応用され、今後は人間の生活を支える貴重な素材となるかもしれません。

人間は数々の生き物の素材を生活に利用してきましたが、クモの糸を活用できればまた一歩科学が進むかもしれません。今後、どのようなことに活用されるか想像するだけでもワクワクしてきますね。

まとめ


大きさの問題などもあり、クモの目はをじっと見る機会はあまりないと思いますが、宝石のような美しさがあります。よく見てみると可愛い目をしていて、どこか吸い込まれそうなほどです。

クモには目以外にも優れた糸を持つため、動物の中でもその生態は希少です。今後もさらなる研究によって、このクモたちと人間の生活が密接に繋がるかもしれません。糸だけに!(笑)
この記事を気に入ったらいいね!しよう
      
 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加