新型コロナウイルスの影響でアルコール消毒液の需要が高まり、ドラッグストアなどで購入できないといった状況が続いています。
それを受けて、厚生労働省がアルコール濃度の高いお酒を消毒液の代わりとして使用することを特例として認めることになりましたね。
そんな中、常陸野ネストビールや木内梅酒などを製造する茨城県の酒造メーカー、木内酒造から消毒液としても使用できる高濃度ウイスキーが登場しました!
感染対策に役立つ高濃度ウイスキー
アルコール消毒液が不足している中で登場した、木内酒造の高濃度ウイスキーがこちらです。
大きく「70」と書かれてある通り、こちらはアルコール濃度なんと70%!
ご存じの方も多いと思いますが、アルコール濃度が高いお酒を消毒液の代わりとして使用する場合、重要になってくるのがこの”アルコール濃度”なのです。
単純に「高ければ高いほどいい」というわけではなく、むしろ濃度100%は揮発性(液体が蒸発しやすい性質)が高く、殺菌効果が持続しないと言われています。そのため、もっとも殺菌効果が期待できるアルコール濃度として厚生労働省が推奨しているのが70〜83%。こちらのウイスキーもしっかりそれに当てはまっています。
消毒用エタノールがなかなか手に入らない今、代替品として使用できるのがなにより助かりますし心強いですよね。しかも、「麦芽や小麦、米から製造したウイスキーの原酒ニューポット」とのことで、香りの良さも楽しめそうなのが嬉しいです♪
木内酒造さんによると、早速メールや電話で多くの問い合わせが寄せられているみたいです。
また、販売に関する情報も紹介されています。ちなみに商品名は「NEW POT 70(ニューポット70)」で、価格は税込1,210円だそうです。
すでに予約販売の方は開始されていますので、ぜひこちらのリンクからチェックしてみて下さいね。
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出典:Twitter(@kiuchibrewery)