SNSはどうあるべきか?木村花さんの訃報を受け、各界の著名人が誹謗中傷に関する持論を展開

フジテレビ系列の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演中だった女子プロレスラーの木村花さんの訃報を受け、各界の著名人が誹謗中傷に関する持論を展開。

これまでもSNSを使った誹謗中傷は事あるごとに問題となってきましたが、今回の件を受けて改めてSNSのあり方が問われています。

誹謗中傷は1日100件ペース

「テラスハウス」は、共同生活する男女6人の人間関係に密着する恋愛リアリティー番組で、木村さんは2019年9月の第20回配信から「テラスハウス」に入居。

交際を断られた相手の陰口を叩いたり、木村さんの試合用のコスチュームを間違って洗濯して縮ませた男性出演者に激怒し、男性がかぶっていた帽子をはね飛ばしたりするなどの行動を見た視聴者が誹謗中傷を浴びせるようになりました。

その数は1日100件ペース。誹謗中傷はますますヒートアップし、母・響子さんのアカウントにまで及んだといいます。

女子プロレスラーの長与千種さんは、在りし日の木村さんとの2ショット写真を投稿して悲しみを綴っています。

長与さんはSNSの書き込みに関しても言及しています。

著名人達がそれぞれの見解を示す

木村さんの訃報を受け、芸能界やスポーツ界など、各界の著名人が誹謗中傷に関する個々の見解をツイートしています。

芸能人の方々は日頃から多くの注目を集めていますし、その発言や行動、投稿する一言一句が多くの人の目に触れます。SNSでの誹謗中傷には思うところが色々とあるのだと思います。

また、誹謗中傷をするなら俺のところへ来いとツイートしているのは、サッカーの本田圭佑選手や格闘家の那須川天心さん。

それに対して、ファッション通販サイト「ZOZO」創業者で前社長の前澤友作さんはこのようにコメント。

前澤さんは、自身の経験も踏まえた上で「被害者のアクションが全体の抑止力になる」として、遠慮なく被害届けを出していくと胸の内を語っています。

また、日頃からSNSでファンと積極的に交流しているメジャーリーガーのダルビッシュ有投手は、誹謗中傷への対応策を提案しています。

SNSは凶器にもなりえる

皆さんのツイートを見ていると、この問題に対しては日頃から様々なことを考えていることが分かります。

今回の件は、言論の自由だとかそうでないという問題とは角度の違う問題だと思いますし、芸能人だからスポーツ選手だから、ある程度の誹謗中傷は覚悟したり我慢したりしなければいけないという問題でもないと思います。

1,000回送られる称賛の声よりも、1回の誹謗中傷の声の方が言われた本人の心に残るとも言います。

SNSは確かに便利で様々なメリットがある一方で凶器にもなりえます。誹謗中傷が人の精神を追い込み、死に至らしめるほどの力があるということを今一度自覚しなければならないと思います。

謹んで木村さんのご冥福をお祈り申し上げます。


出典:Instagram

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