古代の装甲巨大魚「ダンクルオステウス」を調べてみたら、めっちゃカッコイイことが分かった | FUNDO 古代の装甲巨大魚「ダンクルオステウス」を調べてみたら、めっちゃカッコイイことが分かった – FUNDO

古代の装甲巨大魚「ダンクルオステウス」を調べてみたら、めっちゃカッコイイことが分かった

2020.6.21


古代の動物の中には桁違いに大きな動物がたくさんいます。

中でも遥か昔の地球で海の王者として君臨していたのが、「ダンクルオステウス」という生き物です。

今回は数億年前の海で実際に生きていたという、ダンクルオステウスについて調べてみました。

ダンクルオステウスとは

出典:Wikipedia(©Momotarou2012)

ダンクルオステウスは、板皮類(ばんぴるい)に分類される生き物です。

非常に大きな頭を持ち、その姿はまるで装甲を纏った魚のようだと称されるほどです。まずはそんなダンクルオステウスの特徴などについてまとめてみました。

生きた時代


ダンクルオステウスは、約3億8,200万年前~3億5,800万年前に生息していたとされる動物です。

古生代のデボン紀に生きていた生き物で、シーラカンスなどと同じ時代を生きていたと考えられています。

ただ、シーラカンスは現代でも発見されることがあるのですが、ダンクルオステウスはデボン紀大絶滅によって激減したとされ、石炭紀には完全に絶滅してしまったようです。

特徴


ダンクルオステウスは体長が約6m~10mあったと推測されているため、現在発見されている板皮類の中では最大の大きさを誇っていたと言えます。

ダンクルオステウスは魚でありながら、当時の海洋生態系の頂点に君臨していたそうです。

化石はアメリカからヨーロッパ、そしてアフリカなど広範囲で見つかっており、まさに海の王者だったわけです。

なお、古代の地球を支配していた恐竜が誕生したのは約2億3,000万年前~2億6,600年前なので、ダンクルオステウスが生きていた時代とは生態系が大きく異なります。

ダンクルオステウスは恐竜たちよりも、もっともっと前の世界を生きていた魚なのです。

生態


ダンクルオステウスの頭部は甲冑のように硬い装甲に覆われており、それらが互いに重なり合うことで圧倒的強度を誇っていたそうです。

また、プレート状に発達した骨が顎の役割を持っていて、獲物を噛みちぎって捕食していたと考えられています。

その噛む力はN単位だと前部分で4,400N、後部分で5,300Nあったとされており、kg単位に変換すると約450kg~550kgほどあったのだとか!

ホオジロザメの噛む力が約280kgほどなので、その倍近い顎の力を持っていたそうです。

重厚な防御と強靭な攻撃、その両方を持ち合わせていたのがダンクルオステウスです。事実として、ダンクルオステウスは海の頂点捕食者でした。



板皮類(ばんぴるい)

出典:wikipedia.org

ダンクルオステウスが含まれる板皮類は、古生代デボン紀に世界中の海域で繁栄した魚類です。

約4億年以上前に地球に出現したと考えられており、海で多様な進化を遂げて一気に繁栄したそうです。しかし、デボン紀にほとんどが絶滅してしまいました。

歯がない!


ダンクルオステウスをはじめとした板皮類は巨大な歯が生えた顎を持っていると考えられていたのですが、研究によって歯ではなく顎の骨だったことがわかっています。

ダンクルオステウスの歯と考えられている部分はその他の動物の歯とは違い、骨そのものだったわけです。

サメのように何度損傷しても生えてくるということはないのですが、強度自体がかなり強かったと言えるかもしれません。

胴体が小さい!?


板皮類はダンクルオステウスなどの一部の大型種の例外を除いて、ほとんどが1m未満の種ばかりで水底付近で暮らす個体が多かったとされています。

ダンクルオステウス自体に関しては化石が残っていないため、胴体がどれくらいの大きさだったのかは詳細不明です。

ただ、復元については他の甲冑魚に基づいて行われており、背びれや尾びれがあるタイプとサメのようにフカヒレがあるタイプの2種類が想定されているそうです。

それでも化石からの情報だけでは乏しいため、もしかしたらダンクルオステウスは頭が大きく体は小さい変な形だった可能性もあります!

化石が凄い!

出典:en.wikipedia.org

ダンクルオステウスの化石は発見されているのですが、実は頭の化石しか残っていません。

その化石は見た目のインパクトも相当なものなので、ぜひリアルな化石を見てもらいたいです。

化石は頭骨だけ


ダンクルオステウスは下半身は軟骨だったと考えられており、化石として残っていません。

硬い頭骨だけが完璧に残っている状態のため、頭だけが異様に発達していたと考えられています。

ダンクルオステウスに限らず、化石というものは情報が限られているため、あくまでも想像による情報しかありません。

しかし、ダンクルオステウスの頭を見る限り、海の頂点捕食者だったことはビシビシ伝わってきます!

国立科学博物館で見れる


ダンクルオステウスの化石は、世界各地の有名な博物館に展示されているのですが、日本でも見ることができます。

東京の上野にある国立科学博物館に展示されているそうので、ダンクルオステウスを見てみたいという方はぜひ見学に訪れてみてください。

まとめ


装甲を纏った巨大魚として、古生代デボン紀の海を支配したのがダンクルオステウスです。その姿形はまさにモンスターだと言えるでしょう。

また、化石しか残っていませんが、博物館で実物を見るとその衝撃もかなりのものだと思います。ぜひ、一度生で見てみてくださいね!

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出典:Wikipedia(ダンクルオステウス)
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