他の人にとってはなんでもなくても、自分にとっては特別な言葉というものが、皆さんそれぞれにあるのではないでしょうか。
ゲーム好きな奥さんのことを描いた『ボクの妻がゲーム好きな話』というシリーズ漫画で人気を集める漫画家の虹走(@nijibashiri)さんは、奥さんへの「かわいい」という褒め言葉が心に強く刺さるのだそうです。
その理由について虹走さんが漫画で明かしています。
2つの気持ちを味わった言葉
奥さんへの誉め言葉がなぜ心に刺さるのでしょうか。それは虹走さんが経験した結婚して1年ほど経った頃の出来事が関係していました。
なんでもないような言葉が心に刺さる時があります。 pic.twitter.com/sKwjvOfixO
— 虹走 (@nijibashiri) June 30, 2020
結婚写真を撮るために訪れた写真屋さんでスタッフの方が口にした「奥様とても可愛らしくて・・・」という一言に、奥さんのことを褒められた喜びと、沢山撮ってもらった写真の中から1枚しか購入できない情けなさで涙した経験があった虹走さん。
自分のパートナーについて他人から褒められるというのは誰でも嬉しいものですよね。しかし、虹走さんにとっては大好きな奥さんのことを誰かに認めてもらいたい、自慢したいという想いが叶った瞬間であると同時に悔しさも味わうことになりました。
「写真を見ているとどれも妻が可愛くて、でもお金はなくて・・・」とあるように、奥さんの写真を本当は全て買いたかったに違いありません。奥さんへの「かわいい」という誉め言葉は、とてつもなく嬉しいけど悔しい・・・そんな2つの気持ちにさせられた当時の出来事を思い出させる言葉なのでしょうね。
虹走さんの奥さんに対する深い愛情が溢れていて心が温かくなるとともに、他の人にとってなんでもないものが誰かにとっては特別であったり、言葉とは人によって感じ方も重みも異なることに改めて気付かされるエピソードでした。
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出典:Twitter(@nijibashiri)