みなさんは普段、街中の看板広告をじっくりと見ているでしょうか?
Twitterユーザーのもにゃゐずみ(@Monyaizumi)さんは、駅でとある看板広告が目に留まりました。
その広告主は、大阪に本社を置く化粧品メーカーの『セブンツーセブン』。しかし、化粧品メーカーとは思えない斜め上すぎる広告内容に戸惑ってしまうのです(笑)
製品ではなく○○への愛を語る!?
セブンツーセブンといえば、新幹線の窓から見える「727」と大きく書かれた野立て看板が有名ですよね。もにゃゐずみさんが駅で目にした、そんな同社の斬新かつユニークな看板広告がこちらです。
人が少ないのをいいことに化粧品屋が駅広告の概念を壊しはじめてていい
「大好き」ってなんだ。どうした pic.twitter.com/dO9FOHSEAd
— もにゃゐずみ (@Monyaizumi) July 27, 2020
なぜか可愛らしい”オコジョ”の写真が。
それでは、左側に書かれている広告文をご覧ください。
「広告」とは企業や製品、サービスを広く知ってもらうためのアピールの場ですよね。しかし、看板広告を見る人は少ないだろうという理由で、好きなことを書いてもいいだろうと気付いた同社。なんと看板広告を使って自社の製品・・・ではなく、”オコジョ”への愛を語るのです(笑)
好きなこととはいえ化粧品メーカーと関連性があることを書くのかと思いきや、全く関連のない好きな動物の話という自由さ。さらにオコジョへの想いが溢れて、途中さらっと「大好き。」と告白しちゃってます(笑) 最後まで読むまで、いや読み終わってもなお、これが化粧品メーカの看板広告だとは思えませんよね。
また、こんな面白いこだわりも隠されています。
なんで…? pic.twitter.com/SUnwsCmSwo
— もにゃゐずみ (@Monyaizumi) July 27, 2020
こちらのオコジョの写真は、デジタルコンテンツのライセンス販売を行う「Getty Images(ゲッティイメージズ)」でライセンスを取得したものが使用されているのですが、あることに気付きます。
広告文の「ネット検索の画像を見るだけで幸せになれる」という部分を表現して、不要にも関わらずウォーターマーク(著作権を表示するロゴの透かし)が付与されているのです。こうして”ネット検索で見つかった画像っぽさ”が見事に演出されています。面白いこだわりですよね。
遊び心たっぷりでインパクト大。むしろ注目を集めて宣伝効果が凄そうですし、広告を考えた担当者の方上手いですね~!
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出典:Twitter(@Monyaizumi)