
米ロサンゼルスにあるロサンゼルス動物園(Los Angeles Zoo)は、同園で暮らしていたライオンの老夫婦が一緒に安楽死を迎えたことをInstagramで発表。
人々から愛された二頭の死に悲しみが広がるとともに、生前の素敵なおしどり夫婦ぶりが脚光を浴びています。
目次
孤独を感じないよう同じタイミングで
2014年にロサンゼルス動物園にやって来てから6年間、夫婦として仲良く暮らしてきた二頭のライオン、雄のフーベルトと雌のカリサ。常に一緒で離れることがない二頭の強い絆や、互いを想い合う愛情の深さはスタッフや来客者の間で有名でした。
しかし、フーベルトとカリサはどちらも21歳で高齢。同園の獣医は、彼らが加齢による健康問題に苦しんでいたことや、生活の質が低下していたことから、片方が孤独を感じないよう同じタイミングで安楽死させるという苦渋の決断を下すのです。
そして先月7月30日、フーベルトとカリサは共に永い眠りに。その発表の中で、ロサンゼルス動物園は二頭がどれほど仲良しだったのか、素敵なおしどり夫婦ぶりが分かる思い出の写真を公開しています。
これまでも、これからもずっと一緒
ロサンゼルス動物園が公開した生前のフーベルトとカリサの写真をご覧ください。
出典:Instagram
出典:Instagram
出典:Instagram
出典:Instagram
ぴったりと寄り添い”相思相愛”なのが伝わってきます。まさにライオン界のおしどり夫婦ですよね。
そんな彼らですから、今頃天国でも一緒に幸せな毎日を過ごしていることでしょう。
この投稿に寄せられた声
ロサンゼルス動物園の発表と、フーベルト・カリサの写真を見た人たちの声がこちら。
彼らは私のお気に入りのカップルでした。
フーベルトが朝吠えるのを聞くのが大好きでした。彼らがずっと一緒で嬉しいです。
心が痛みます。ロサンゼルス動物園に行く度に彼らに会うことが出来て、彼らがどれほど互いを気遣っているかを見れたことに感謝しています。
動物園で彼らに会うのが大好きだったので悲しいです。でも、彼らは一緒に長生きしてとても幸せそうでした。スタッフが彼らのためにした全てのことに感謝します。
スタッフの人たちにとっても、来客者にとってもフーベルトとカリサを同時に失うのは辛くて悲しいことに違いありません。
しかし、彼らが見せてくれた素敵な瞬間の数々は、これからもみんなの心の中で明るく輝き続けるはずです。
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出典:Instagram(@lazoo)