世界一危険な犬種と言われるピットブル しかしこの子は自分を猫だと思っているようです

犬と猫って仲良くなれないのでは?とイメージする人が多いでしょう。実際のところ、犬と猫の相性は個体によってばらつきがあります。仲良くできる場合もあれば、仲が悪い場合もあるでしょう。基本的に群れで生きる犬と、単独で生きていく猫では生活習慣が異なります。

飼い主に従順で昼に活動して夜は眠る犬と、単独行動を好みマイペースに過ごす夜行性の猫ではだいぶ異なりますね。しかし犬と猫でも仲良い関係を築くことはできるのです。ここでは、世界一危険な犬種と言われているピットブルと猫の仲睦まじい生活をご紹介しましょう。

シェルターから引き取られる


今回の主人公はピットブルの2歳オス「マコ」です。飼い主のキャスティラーさん一家は、マコを動物愛護団体のシェルターから引き取りました。

猫とうまくいくか不安

キャスティラー家にはマコを引き取る前から猫を飼っていました。そのため世界一危険な犬と言われるピットブルを飼うことに不安を抱えていたそうです。猫と一緒にうまく生活できるのか、猫に危害を加えないか…と心配していました。

ピットブルは危険な犬種?


出典:Wikipedia
ピットブルは「世界で一番危険な犬種」とも言われるほど凶暴な犬です。ピットブルとは「アメリカン・ピットブル・テリア」のことで、闘犬を目的に品種改良された犬種になります。

大きさは中型犬程度とそれほど大きくはありませんが、その力は超大型犬に匹敵するほど。筋肉質で強そうな体型は一度見たら忘れられないでしょう。

実はこのピットブルは人を噛んで殺してしまうなど死亡事故を多く起こしています。ただ、その多くが飼い主を守るためにやりすぎてしまった結果からでした。

強盗に入った犯人を噛み殺したり、小さい子供を守るために暴力をふるう親を噛み殺してしまったりした事件が起きています。このような死亡事件が多発したことから、危険犬種として飼育や繁殖が禁止されている国もあるのです。

ピットブルの全ての個体が凶暴というわけではありませんが、ピットブルを飼うにあたっては覚悟が必要となる犬種でしょう。

心配の必要はなかった

危険な犬種であるピットブルのマコを飼うことにしたキャスティラーさん一家は多くの心配をしていましたが、実際に生活してみるとマコと猫は驚くほど仲良くなりました。マコは猫のことをよく理解していて、猫との生活に溶け込んでいったそうです。

まるで猫のように振る舞うピットブル


シェルターから引き取られたピットブルのマコは、キャスティラー家にいる猫たちと同じような振る舞いをするようになったそうです。

例えば猫たちがカウンターの上にいると、マコも同じようにカウンターの上に飛び乗ります。マコは猫たちのそばにいたいのです。また、猫たちが家具の上に移動すれば、マコもまた家具の上に登り、常に猫たちと一緒にいるそうです。


さらにマコは犬であるのに全く吠えないそうです。猫のおやつも食べ、その行動はまるで大きな猫のよう。キャスティラーさんは、マコは元々猫と一緒に育てられていたのではないか?と推測しているそうですよ。

まとめ


闘犬として有名なピットブルは筋肉質な体型が魅力的な犬種ですね。そんなピットブルのマコが猫のように振る舞う姿は、癒し効果抜群です。カウンターや家具の上に登って猫たちとたわむれる姿は見ているだけでほっこりしますよ。

犬と猫は仲良くなれない…とイメージしがちですが、マコのように猫が大好きな犬もいます。犬と猫の仲良し映像は本当に可愛らしいですね。

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出典:Instagram(@mako_thecatdog)

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