コロナ禍の今、私たちの知らないところで困っている人がいることに気付かされるエピソードが話題になっています。
聴覚障がいがあるTwitterユーザーのうささ(@usasa21)さんが実体験をもとに「コロナによる耳が聞こえない人の困りごと」を描いた漫画をご覧ください。
目次
マスク社会でこんな困りごとが・・・
その漫画がこちらです。
相手の口の動きを読み取る「読唇術(どくしんじゅつ)」を使い、状況を見て言葉を予測しながらコミュニケーションを取っているうさささん。
ところが、コロナ禍のマスク社会では読唇術が使えなくなってしまい、飛沫感染を防ぐために設置されているレジのビニールシートなどにより状況が見え辛くなりました。さらに、レジ袋有料化のタイミングが重なり、予測ワードが増えたことも困りごとの一つに。
人によって日常生活の中で不便に感じたり苦労する点が違うとは分かっていても、なかなか想像しきれなかったり、自分がその人の立場に立たないと分からない部分もありますよね。まさに今回、うさささんの漫画を読んでハッと気付かされました。
うさささんの漫画に寄せられた声
うさささんの漫画には沢山のコメントが寄せられています。
気付きがあると同時に、自分に何が出来るのか考えさせられますね。
知ることでお互いにもっと歩み寄れるはず
今回、コロナ禍で耳が聞こえない人の困りごとを当事者として紹介して下さったうさささんですが、漫画は「店員側に察してください」という意図で描かれたものではなく、「こういう人がいるってことを知ってもらえたらいいな」という想いで描かれたものだそうです。
「知る」ことは相手を理解したり、相手に理解してもらうための大きな助けになりますよね。筆者は、うさささんの漫画が異なる立場の人同士の架け橋になり、優しい世界への一歩になるのではないかと思います。
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出典:Twitter(@usasa21)