パッションフルーツの「パッション」は情熱のことではない?!名前の由来はその花自体にあった!

パッションフルーツは南国の果実というイメージから、そのまま情熱をもじってパッションの名を冠していると思われることも多いです。
しかし、パッションフルーツのパッションとは情熱のことではなく、「キリストの受難」に関係があるとされています。

そこで、ここではパッションフルーツのパッションが持つ意味を解説する他、他の呼び名などについても解説します。
その他、花言葉もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

パッションフルーツの名前の由来

パッションフルーツは南アメリカ大陸原産の果物です。
主にブラジルやパラグアイやアルゼンチンなどに生息している果物です。

南米諸国から日本に渡来し、現在では世界各地の熱帯・亜熱帯地方で栽培される他、日本でも沖縄や小笠原諸島や奄美大島などで栽培されている果物となっています。

パッションの意味

そんなパッションフルーツという名前に含まれるパッション、「情熱」という意味が一般的ですが、ここでの意味合いは違います。
もう一つの意味である「キリストの受難」という意味がこの果実の名前の意味と由来となっています。

情熱とは関係ない名前なんですね!

由来となったのはめしべの形状

パッションフルーツの名前は、この果実の花の形状が由来となっています。

パッションフルーツのめしべは十字架を背負うキリストを連想させる形状をしています。
そして放射状に伸びた花冠は、キリストに被せられた茨の冠を思わせます。

名付け親は大航海時代のイエスズ会の宣教師とされます。
その人物が初めてこの花を見た際に、かつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たと伝えられる「十字架上の花」の逸話を思い出しました。

そして、その話とこの花の形状を結び付け、「受難の花(Passiflora)」と呼びました。
それ以来、受難の花の実る果実は「パッションフルーツ」と呼ばれるようになったとされています。

パッションフルーツの他の名前

パッションフルーツは日本やブラジルなどの諸外国では、また違った名前で呼ばれることもあります。
ここからはそんなパッションフルーツの別名について解説します。

日本での名前は「クダモノトケイソウ」

パッションフルーツは日本だと、その花の形状が「時計の盤面」を思わせることから、クダモノトケイソウと呼ばれています。
実際、この果実はトケイソウ科トケイソウ属に分類されています。

ただし、トケイソウ科に分類される植物自体は他にもいくつかあるので注意が必要です。

ブラジルでの名前は「マラクジャー」

原生地でもあるブラジルでは、「マラクジャー(Maracujá)」と呼ばれています。
これは南米の先住民族が用いるトゥピ語で「ひょうたんの中の食事」を意味します。

ちなみに、ブラジルではパッションフルーツを飲むと眠くなるという言い伝えがあります。
しかし残念なことに、実際のところパッションフルーツ自体にそのような効果があるとする科学的根拠はないそうです。

パッションフルーツの花言葉

パッションフルーツは時計盤にも見える花を咲かせるという事は前述しました。
そして花には花言葉もあります。

パッションフルーツの開花時期

パッションフルーツの開花時期は、日本の場合4月の末から7月にかけてです。
初夏から夏真っ盛りになる前に咲くとされます。

パッションフルーツにはこんな花言葉が!

では、パッションフルーツの花言葉にはどのようなものがあるのでしょうか?

以下、パッションフルーツが持つ主な花言葉です。

・聖なる愛
・信仰
・宗教的熱情

これらの花言葉は、いずれもキリストの受難という花の形状からきた名前の由来と合致するものとなっています。

まとめ

パッションフルーツのパッションは情熱を意味するのではなく、「キリストの受難」から来ているとされます。
その由来は、キリストが背負った十字架と被せられた茨の冠を連想させる花の形状にあります。
また、そこから同じような意味合いを感じさせる花言葉ともなってます。

日本ではクダモノトケイソウという和名がある他、原産地のブラジルではマラクジャーと呼ばれています。
これらはキリスト教とは無関係な意味合いとなっています。

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