「コロナ禍で耳が聞こえない人の困りごと」をTwitterで知って制作したアプリが話題に!

以前、聴覚障がいがあるTwitterユーザーのうささ(@usasa21)さんが投稿し話題になった「コロナ禍で耳が聞こえない人の困りごと」を描いた漫画をご紹介したのを覚えていますか?

その時のうさささんの投稿をきっかけに、Twitterユーザーの佐野(@sano192)さんが耳が聞こえない人などの為のアプリを制作し話題になっています。

コロナ禍でこんな苦労が・・・

佐野さんがアプリを制作するきっかけになったうさささんの漫画では、コロナ禍のマスク社会で読唇術が使えなくなってしまい、飛沫感染防止のためのレジのビニールシートなどで状況が見え辛くなったこと。

そして、レジ袋有料化の影響により予測しなければならないワードが増えたことも困りごとになっていると描かれていました。

▼きっかけとなったツイート

店員さんに見せて意思表示できるアプリ「サイレントーク」を制作

そんなうさささんの投稿を見た佐野さんは、耳が聞こえないなど障がいがある人が店員さんに見せることで意思表示できるアプリ、その名も「サイレントーク」を制作しました。

アプリの画面にはレジ袋が必要かどうかや、ポイントカードの有無など設定しておいた内容が表示され、これを見せるだけで意思を伝えることができるようになっています。

表示内容は自由にカスタマイズすることができ、「ください」「いりません」といった選択肢もワンタップで切り替えが可能だそうです。

「私は耳が聞こえづらいです」「ありがとうございます」といったコメント部分も自由に入力可能。

選択肢は複数パターン入力しておくことができます。

筆談や買い物のメモに使えるメモ機能もあります。

また、アプリによくある広告やタイトル、ロード画面がなく素早く立ち上げできるようになっているそうで、レジで手間取ってしまう心配もありません。

まさに必要とする人たちのことを想って制作されたシンプルかつ実用的なアプリですよね。

多くの人に知ってほしい!

サイレントークはアンドロイドアプリで、佐野さんによると「不具合、改善要望などはこちらにリプライまたはDM頂けると対応早いです。」とのことです。

他の人の困りごとのために行動する佐野さん、本当に素晴らしいですよね。ぜひ一人でも多くの人に、佐野さんの思いやりが詰まったサイレントークを知ってもらいたいですね。

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出典:Twitter(@sano192)

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