「終業式」と「修了式」は何が違う?「終了式」なんてものもあるけど、それとの違いは?

学校などで学期が終わった際などに行われる「終業式」や「修了式」。
体育館や講堂に集まって先生の話を聞いたりする、あの行事です。
同じような行事のように思えますが、いったい何が違うのでしょうか?

「終業式」と「修了式」の違い、そしてまれに聞く「終了式」との違いについて解説します。

「終業式」と「修了式」は行われるタイミングが異なる

 

「終業式」と「修了式」、その違いは行われるタイミングです。

「終業式」が行われるのは・・・

「終業式」は、学業の終業にあたって行なわれる式典のことを指します。
学業を終えた時に行われる式典なので、学期末に行われます。

三学期末は学期末ではなく「学年末」になるので、実際に行われるのは一学期末、二学期末のみという学校が多いです。
2期制の場合は、前期末のみとなります。

「修了式」が行われるのは・・・

「修了式」は、学校などで学業の修了にあたって行なわれる式典のことです。
「カリキュラムを修める」という意味合いがあります。

学年末に行われるものなので、年度の終わりである3月に行われることが多くなります。

「終了式」とは

 

「終業式」と「修了式」に似たような式典には、「終了式」というものもありますよね。
「終了式」はいったいどのような意味のある式典なのでしょうか?

「終了式」が行われるタイミング

「終了式」は、イベントごとの最後を締めくくるために行われる式典のことです。
運動会や文化祭など、さまざまな行事が終わったことを宣言する式典です。

「終了式」は学校以外でも行われる

「終了式」は学校だけでなく、さまざまな場面で行われます。
地域の運動会や企業の催し物、入社式などの後に行われたりすることもあります。

その意味合いは、閉会式と一緒だという事になります。

学校にまつわる名前に冠する豆知識

 

「終業式」や「修了式」のほかにも、学校にまつわる言葉の意味や名前に関する疑問って、意外と沢山ありますよね。
学校にまつわる名前に関する豆知識を、いくつかご紹介します!

「算数」と「数学」の違い

小学校の時は「算数」だったのに、中学生になったら急に「数学」に名前が変わってびっくりしますよね。
実はこれ、呼び方が変わっただけではないのです。

「算数」は基本的な計算方法足し算・引き算・掛け算・割り算といった四則演算などの基礎を勉強する科目です。
それに対し「数学」は、より本格的な方程式や関数などを取り扱い、答えを出すことだけでなく、なぜその答えが導き出されたのか、そのプロセスである式に着目する学問です。

あの休憩時間の名前をなんと呼んでいましたか?

小学校の頃、2時間目と3時間目の間に休憩がありましたよね?
あの休み時間、何と呼んでいましたか?

実はあの休み時間、地域によって呼び方が異なるのだとか。
「20分休み」「業間休み」「中休み」「大休憩」など・・・。
全国共通かと思いきや、結構様々な呼び方があります。

ちなみに、皆さんは何と呼んでいましたか?

まとめ

 

終業式は、学業の終業にあたって行なわれる式典のことで「学期末」に行われる式典です。
対して、修了式は学校などで、学業の修了にあたって行なわれる式典で、「学年末」に催されます。

終了式は、学校だけでなくあらゆる行事の締めくくりとして行われる「閉会式」と同義の言葉なので、学期末などの行事ではありません。

関連記事(外部サイト)

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事