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えっ?こけしの底がライトになっている?そう実は、このこけしは防災グッズなんです。それも地震などの揺れで倒れた際には自動的にライトが点灯するという優れモノ。9月1日は防災の日、備えあって憂いなしとは良く言ったもので今回はそんな備えておきたい防災グッズ“明かりこけし”をご紹介します。
目次
“明かりこけし”とは
この明かりこけし。とても防災グッズとは思えないほど見た目は精巧に作られていて普通のこけしと変わりません。しかし、底の部分にはLEDライトが内蔵されており、地震などの災害時で倒れた時や、手に持って傾けた時にはセンサーが反応して自動的に光る優れモノなんです。
<2タイプが用意されています>
この明かりこけしには“伝統こけし”と“創作こけし”の2タイプがあります。
・伝統こけし(¥7,800)
出典:shimanuki.co.jp
・創作こけし(¥20,000)
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どちらも見た目は違うものの性能は同じ。設置場所や家屋の状況によって変わりますが、おおむね震度3~4程度の揺れで倒れ自動的に点灯するそうです。連続点灯時間は約50時間。これなら普段はインテリアとして楽しめつつ、いざと言う時は防災グッズとして使えますね。
開発のきっかけは“地震”
<明かりこけしを開発した“こけしのしまぬき”の社長“島貫 昭彦”さん>
出典:kahoku.co.jp
この明かりこけしを作ったのは宮城県にある伝統工芸品などを販売する“こけしのしまぬき”さん。2008年に発生した岩手・宮城内陸地震の際に“家にあると揺れに弱く、倒れやすそう”というこけしの性質を逆に役立ててもらおうと思いついたそうです。
今後、30年以内に太平洋側を中心とした大地震が発生する確率が高いことを政府も発表しています。こういった防災グッズについても今一度考えておく必要があるなと思いましたね。
出典:こけしのしまぬき公式HP / kahoku.co.jp