「はいチーズ!」とこんな感じで写真を撮るときなんかに使いがちなピースサイン。実はこれがある国だと非常に相手を侮辱するような意味になるって知っていましたか?今回はそんな私たちが無意識で使ってしまいがちな海外でやったら危険なハンドサインをご紹介します。
やってはいけない10個のハンドサイン
海外や外国人の方の前でやってしまうと危ないハンドサイン10個をご紹介しちゃいます!
1.ピース・裏ピース
まずはこのピースサイン。名前はピースなのに全然ピースになれない事態が発生してしまうのはギリシャ。ギリシャでは相手を侮辱する意味になるそうなので気をつけましょう。じゃあ、逆にすれば良いじゃんと写真のような裏ピースをすると、イギリス、オーストラリア、アイルランド、ニュージーランドでは同じように侮辱として受け止められてしまいます。
2.親指を立てる
ヒッチハイクをするときだったり、グッド!とかナイス!といった表現の際に使うことの多いこのハンドサイン。これがアフガニスタン、イラン、イタリア、ギリシャなどでは性的な表現で相手を不快にさせるポーズだそうです。
3.OKサイン
日本だとその名のとおりオッケーだったり大丈夫だったりを意味するのですが、フランスでは数字の0という意味になり、相手に向かってやると“アナタの価値はゼロ(ない)”と伝わってしまい全然OKではない事態になってしまいます。またベネズエラ、トルコ、ブラジルでも意味は違いますが同じく侮辱されたと捉えられてしまいます。
4.人差し指を曲げる
出典:airfarewatchdog.com
これは日本でも不快と思う人が多いと思いますが、人差し指をクイクイと曲げて人を呼ぶ際に使うハンドサイン。これはフィリピンでは犬を呼ぶさいに使うもので人に対してやると非常に失礼だと思われてしまいます。またシンガポールでは死を意味するそうなので気をつけた方が良いでしょう。
5.手のひらを相手に向ける
ストップ!などと相手を静止する際にすることの多いハンドサインですが、ギリシャではこのハンドサインをすることがまさにストップ。相手の顔に泥を塗るという意味で差別的な表現として捉えられてしまいます。
6.メロイックサイン
出典:airfarewatchdog.com
ヘヴィーメタルやロックが好きな人ならおなじみのメロイックサイン(海外名:コルナ)というハンドサイン。これはイタリア、スペイン、ポルトガル、ブラジル、コロンビアでは相手を侮辱するといった意味に捉えられてしまうので気をつけましょう!
7.指をクロスさせる
出典:airfarewatchdog.com
海外ドラマなどを良く見ているかたなら知っていらっしゃると思いますが日本ではあまり馴染みのないコチラのハンドサイン。英語圏では“幸運を祈ってるよ”や“嘘だよ~♪”といったジョークの意味があるそうですが、ベトナムではジョークではすまされない程の侮辱的な表現になるので注意が必要です。
8.左手で食事をする
出典:airfarewatchdog.com
こればっかしは左利きだったりする方もいるので仕方ないと思いますが、中東、インド、スリランカ、アフリカなどでは伝統的に左手でご飯を食べてはいけないそうです。
9.頭をたたく
頭をたたく行為はどこの国でもダメなことですが、例えば日本だとこの画像のようにポンとツッコミ意識で軽く頭をたたく行為があります。しかし、タイでは頭はもっとも神聖な部分とされるため基本的には触るのもいけないそうなので気をつけましょう。
10.手をパーにして上にあげる
出典:airfarewatchdog.com
これはタクシーを止めるときに使ったりしまよね。しかし韓国では犬を呼ぶ際に使うそうで侮辱的な表現になるみたいです。
気づかずにやってしまいそうなハンドサインばかりで、知らず知らずのうちに相手を不愉快にさせてしまわないよう気をつけないといけませんね。