国語辞典編集者の飯間浩明さんが語る氏による「ことばが非常に通じにくい人」の見極め方が、とても興味深いものでした。
目次
周囲にいてもおかしくない、「ことばが非常に通じにくい人」たち
投稿されたのは、国語辞典編集者でありTwitterユーザーの飯間浩明(@IIMA_Hiroaki)さん。
「三省堂国語辞典」の編集委員をされています。
飯間さんによる「ことばが非常に通じにくい人」の見極めの考察は、こちらのツイートから始まります。
出典:twitter.com
「ことばは通じないもの」という前提から始まるこの考察。
しかし、どうにか考えや思いは伝えたいものですが・・・、「ことばが非常に通じにくい人」がいるものなので、その人たちを見極める必要があります。
そして、この「ことばが非常に通じにくい人」がどのような人なのか、というのをここからは例を挙げて解説されていきます。
まずはひとつ目。
分かりやすい例から挙げています。
確かに、語彙の隔たりが大きいとそもそもお互いの会話が成立しませんね・・・。
会話の中で、言葉の解釈が違うと想像する情景や状況も変わります。
それのすり合わせをしないことで、後々影響が出るという事もよくある話です。
つくづく難しい言外の意味
また、飯間さんは「文脈的意味」や「表現意図」といった「言外の意味」を理解していない事で生まれてしまう「ことばが非常に通じにくい人」についても解説されています。
こちらは、「文脈的意味」を会話中で理解されなかったパターン。
伝説上の「サンタクロース」ではなく、「最近つくづく思う」がつくことで子どもにバレないように頑張る親御さんなどの事かなと話の展開がここからあると想像するか、「サンタクロースはいる」にだけポイントを当ててしまい、話が違う所でもめてしまうか。
会話の中で聞き手側の注目するポイントがズレてしまったことで、話がややこしくなってしまうこのパターンをありますね。
これは、直接的でない社交辞令だったりを知らないとやらかしてしてしまうことのある失敗ですよね。
相手に言葉で何かを伝える難しさを改めて感じます。
一方で、言葉の大切さも改めて感じますね!
先のツイートで提言されていた「言外の意味辞典」というものがあれば、確かに便利だと思いますので、欲しいところですね。