105kmを歩く日本一過酷な甲府第一高校の強行遠足が、まさに青春そのものと話題になり、胸キュン者が続出する事態となっているのでご紹介します!
出典:twitter.com
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105kmを24時間以内にゴールしなければいけないとか、女子が好きな男子に御守りを渡してゴール出来た男子が女子にリンゴを渡してアップルパイを二人で食べる…など、何だか一般的な遠足とは違うということは明らかです。
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大正13年に心身の鍛錬を目的にスタート
強行遠足は心身の鍛錬を目的として、大正13年にスタートしたそうです。今年で89回目を迎えた伝統行事で、完走率は53%とのこと。約半数は脱落するわけで、いかに過酷な遠足かが分かります。
強行遠足は原則的に全員参加。甲府市から長野県の小諸市までをルートとし、男子は105.7km、女子は43.2kmを歩くそうです。
甲府第一高校にとっては、バレンタインデーよりも大切な日
強行遠足は、ただ長距離を歩くだけではありません。出発前日に女子が男子に手づくりのお守りを渡し、ゴールした男子の中でりんごのお返しをする伝統があるそうで、りんごをもらった女子がアップルパイを焼いて2人で食べるそうです。すがすがしい青春そのものですね…!
ちなみに、お守りに入れる小さな紙にはゴールの「小諸到着」と書かれているそうですが、105kmにちなんで105個書くのが伝統のようです。こちらも大変そうです。
強行遠足に対して寄せられていた声
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(一方ではこんな声も)
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ちなみに、コースの途中では、生徒たちを励まそうと卒業生がかけつけてブラスバンドの演奏をしたり、生徒のお母さんたちがボランティアでしじみ汁の炊き出しをしていたりするそうで、それらも強行遠足に欠かせない名物だそうです!
最後までやりとげる心身の訓練、甘酸っぱいりんごを通じた恋愛、地域をあげての応援など、強行遠足にはいろいろな物語がつまっていそうですね!