出典:YouTube
「オーシャン」と書かれた動物図鑑のようなこちらの絵本。
一見なんでもないように見えますが、実は「しかけ絵本」といってページをめくると動物たちが活き活きと動いているように見えるんです!
目次
本を開くと動物が動き出す!
アメリカの出版社から販売されているこの「しかけ絵本」、角度を変えて見るような仕掛けなのかと思いきや…
なんと本を傾けたりせずに、ページを開くだけで動物が動き出します!
まずは、その動物たちが動いている様子が分かる動画をご覧ください!
動画はこちら
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海の動物たちが、本当にその本の中にいるんじゃないかと錯覚してしまうくらい滑らかに動いていましたね。
さらに、ライオンやゴリラなど陸上の動物バージョンもあるのでこちらもご覧ください!
サファリバージョン
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ライオンやトラが全力疾走している姿やゴリラの食事している様子など、動物たちのリアルな姿を絵本で知ることができるので、子供だけでなく私たち大人も学びながら楽しめそうですよね。
特殊技術で作られていた!
ただページをめくっているだけなのに、どうやって動かしてるの?って疑問に思いませんか。
その仕組みの正体は、『Photicular(フォティキュラー)技術』という特殊技術を使っているんです!
世界の絵本を紹介しているサイト「絵本ナビ」の説明によると、『Photicular(フォティキュラー)技術』とは…
これまでの『レンチキュラー』という技術をさらに進化させたものです。
動画のもとになる静止画像の一コマ一コマを取り出し、短冊状に細長く切り分けます。
さらにそれらを順番に並べることで、1枚の基本画像を作り上げます。一目見ただけでは、画像をいくつも重ねた1枚のぼやけた写真にしか見えません。
画像の上には、同じく細長いレンズを無数に敷きつめたシートを配置します。
そのレンズシートを画像の上で動かすと、そこに魔法が生じます。写真の中のものが、まるで映像のようにいきいきと動き出すのです。
出典:ehonnavi.net
レンチキュラーとは、角度を変えると絵柄が変化したり立体的に見えたりする技術のことですね。
絵本のページ一枚一枚に細長いレンズシートが無数に敷き詰められていて、ページをめくることによってレンズシートが動物の画像の上で動くので、動物も同時に動くようになっているのかぁ~。
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みなさん、欲しくなってしまいましたか?絵本といったら子供のイメージが強いですが、これは大人も欲しくなっちゃいますよね。
今回ご紹介した「オーシャン」と「サファリ」の他に、南極の動物たち「ポーラー」もあります。詳しくはリンクの販売ページをご覧くださいね。
出典:YouTube / ehonnavi.net