皆さんのお宅では、家族がお風呂に入る順番はどうなっているでしょうか。
今回、花王株式会社でアンケート調査を行った結果から、父親が最後にお風呂に入るようになってきたという傾向が見えてきたようです。
目次
調査概要
・調査テーマ：父親たちのお風呂事情調査
・調査方法：WEBアンケート調査
・調査対象者：全国の小学生以下の子供がいる有職男性500名（20歳～59歳）
・調査実施日：2022年6月2日～6日
・調査主体：花王株式会社
・調査機関：株式会社ネオマーケティング
父親たちの入浴順番は？
まずは小学生以下の子供がいる父親たちの入浴の順番について見ていきましょう。
アンケートの結果、「一番最初（32.6％）」「中間（22.0％）」「一番最後（45.4％）」と一番最後に入るという人が一番多いということが判明しました。
「最初に入る」派のコメント
・「自分が一番早く寝るので」（53歳）
・「子供を早く就寝させるため一緒に入る」（40歳）
・「自分以外の家族がなかなか入らないから自分が先に入る」（39歳）
・「夕食前に入りたいから」（47歳）
「中間で入る」派のコメント
・「子供が綺麗な状態で入れるよう、子供を優先にしているから」（45歳）
・「特に順番は決まっていない。どれが多いかと言われれば中間」（44歳）
「最後に入る」派のコメント
・「仕事が忙しく、帰宅する時間が一番最後になるから」（37歳）
・「最後の掃除担当のため」（44歳）
・「次の人に急かされるのは嫌だから」（35歳）
・「テレワークで最後に寝て最後に起きるから、入る順番の優先度が低い」（51歳）
・「自分が長風呂だから」（37歳）
最後に入ることについてどう思う？
ここからは最後に入ることについて父親がどのように思っているのかについて見ていきましょう。
最後にお風呂に入ることについて感じること
・「浴槽のお湯を使いまくれるから、最後に入浴する方が気を使わなくてよい」（48歳）
・「最後なので、あとのことを気にせずゆっくり入れる点は良いが、お湯がぬるくなっている」（40歳）
・「汚れが気になる。入浴剤の効果が薄れる」（43歳）
・「一番最後なので、風呂掃除をしないといけないので手間」（43歳）
・「お湯が少なくて寂しい」（45歳）
コロナ禍で「最後に入る」派になった人は多い！？
調査の結果、コロナ禍によって最後に入る人が増えつつあるということが判明しました。
コロナ禍による入浴事情の「変化あり」と答えた人126人による、変化の内容は下記の通りです。
一番多かった「家族よりも自分が後に入るようになった」という回答は30.2%、つまり38人ほどに上るということになります。
入浴にまつわる質問
最後に入浴にまつわる質問についても見ていきましょう。
入浴時間はどのくらい？
入浴時間に関しては、約半数が「10分以上～20分未満（48.6%）」と回答しています。
次いで「20分以上～30分未満（26.0%）」「10分未満（12.8%）」が続いています。
30分以上かける人の割合は1割程度という結果となっているようです。
湯船に浸かる頻度は？
湯船に浸かる頻度は季節によって大きく変わってきます。
ほぼ毎日浸かるという人は冬だと72.8％と大多数なのに対して、夏になると47.2％と半数以下となるようです。
むしろ夏の場合、ほぼ浸からない人の割合が20.4%と相当な割合でいるということがアンケートの結果わかりました。
入浴時になにか行っていることはある？
入浴時には考え事をするという回答が34.8%と圧倒的に多いです。
3人に1人以上は入浴しながら何かしら考え事をしているということになりますね。
アンケートを取ったのが小学生以下の子供がいる父親なので、次いで多い一緒に入る人と会話して過ごすということから、子供と一緒にお父さんもお風呂を済ませているというだろう人も2割弱いるということが分かります。
入浴してなにか効果を感じる？
入浴するとリラックスできると実感している人は過半数以上と圧倒的に多いことが分かります。
次いで疲労回復やストレス軽減、気分が晴れるという回答が多いことから、お風呂がフレッシュの場となっている人も多いようです。
まとめ
今回、花王株式会社によって行われたアンケート調査により、小学生以下の子供がいるお父さんたちのお風呂事情が判明しました。
コロナ禍にあって、一番最後にお風呂に浸かる、いわゆる「仕舞湯」に入る様になったという方も多いみたいです。
