
たまたま通りかかった男性が、火事の民家から5人の子供を救助。
ヒーローとも呼べる、命がけの勇気ある行動が称賛されています。
目次
燃え上がる民家から子供を救助
火事が発生したのは、米インディアナ州ラファイエットのとある民家。たまたま現場付近を車で通りがかった25歳のニコラス・ボスティックさんは、中に誰かがいるかもしれないと思い、家の中に突入したそうです。
ラファイエットの警察のツイッターでは、その時の様子が撮影されていました。
Here’s the video to go along with the story. pic.twitter.com/TvZ5wzCg1f
— LafayetteINPolice (@LafayetteINPD) July 15, 2022
動画では、泣いている子供を抱えて家から出てくるボスティックさんが確認できます。
ボスティックさんは、2階で眠っていたという4人の子供たちを起こして自らも脱出。その後、中に子供がもう一人いることを知り、再び民家に入って救出したそうです。
英雄的な行動を称賛
ラファイエットの警察は、ボスティックさんの英雄的な行動が子供たちの命を救ったとして、表彰する考えを発表しています。
Heroic actions of a Lafayette Citizen saves the lives of several children! #hero #inspiring #courage #awesome @City_Lafayette pic.twitter.com/s5eLfNs21Q
— LafayetteINPolice (@LafayetteINPD) July 14, 2022
こちらは、ボスティックさんによる投稿。子供たちが無傷で済んだ一方、ボスティックさんは重症を負ってしまったそうです。
足や手に巻かれた包帯が痛々しいですし、現場がいかに厳しい状況にあったかを知らしめます。
多額の治療費が集まる
ボスティックさんの友人らが、ボスティックさんの治療費を集めるために「Gofundme」でのクラウドファンディングを開始。
多額の寄付が集まり、10万ドル(約1300万円)の目標額は早々にクリアし、現在は55万ドル以上もの寄付が集まっています!
自分の命をかえりみず、子供たちの命を救った勇気ある行動は本当に素晴らしいですし、ボスティックさんの早期の回復を願っています。