
私たちの心を豊かにしてくれる「アート」。
しかしアートと聞くとどこか高尚で格式高いイメージがあるという方も少なくないはずです。
今回はいつもの街中が芸術作品に早変わりしてしまう、一風変わったアートをご紹介します。
目次
芸術家「David Zinn」
今回ご紹介するのはアメリカ、ミシガン州出身のアーティストDavid Zinn(davidzinn)さんです。
David Zinnさんの職業は芸術家。
しかし、彼の作品は普通の芸術家とは一味違い、キャンバスや彫刻といった形で表されるモノではありません。
David Zinnさんの画材は「街」と「チョーク」。
街にあるモノからインスピレーションを得て、そこにチョークで不思議な世界を描いていくのです。
たとえばこの作品であればマンホールをグリルに見立ててクスっと笑える面白い作品に仕上げています。
面白いのが、チョークで描かれているため、時間が経ったり雨が降ってしまうと作品はもう見られなくなってしまうということ。
街中に一期一会のアートを作成し見る人を笑顔にするDavid Zinnさんの才能に脱帽です。
いくつかの作品をご紹介
鉢植えを支えるのは...
街角に置かれた鉢植え。
その下にDavid Zinnさんが描いたのは小さなエイリアン。とっても可愛い作品です!
段差を利用して
次は段差を利用した作品。
発想がとっても面白い!
無造作な石がまさかの姿に
次は制作過程も映像で。
道端にある無造作な石。これをアートにするにはなかなか難しそうですが...
なんと恐竜とかたつむりに。
石を見つけた時には完成のビジョンが浮かんでいるのでしょうか?流石としか言いようがありません。
信念が凄い
今回は何気ない街中にアートを描くDavid Zinnさんを紹介しました。
David Zinnさんの作品は一定期間で消えてしまう為、美術館に永遠に飾られたり、高額で作品が売買されるといった一般的な成功とは程遠いとも言えます。
しかしそれを理解した上でDavid Zinnさんは「限られた人だけが出会える特別なアート」を生み出し続けているのだと言います。
信念を貫き人々を感動させ続ける姿勢には脱帽です。