
“雲にぽっかりと穴が開く”自然現象「スカイパンチ」をとらえた1枚の画像が話題になっているのでご紹介します!
上記の写真が「スカイパンチ」。「ホールパンチ」「穴あき雲」などとも呼ばれたりします。写真家のデビッドさんという方が、オーストラリアの上空に出現したスカイパンチを撮影したものだそうです。日本でも「スカイパンチ」の画像や映像が投稿されることはありますが、これだけ雲と穴の境がくっきりとしたものは珍しいですね!地上の緑ともマッチして、まるで絵画のようです。そして、虹がとても幻想的ですね!
以下は、その他の場所で撮影されたスカイパンチの数々…。
空の青とスカイパンチ。こちらも虹がかかってます。
出典:pokkekun.jp
こちらは虹はかかっていないパターン。
夕焼け時のスカイパンチ。
出典:www.amusingplanet.com
なぜ、こんな雲ができるのか?
層状に薄く広がった高積雲(こうせきうん)の中にある水滴が、飽和蒸気圧の関係で凍って、氷となって落ちていくようです。そのように氷となって落下していく部分の範囲が広いと、まるで雲に穴が開いているように見えるとのこと。また、氷の粒は落下しながら蒸発しますが、その際に太陽の光が水蒸気に当たると、位置関係によって虹が出現したりするそうです。
自然現象… その壮大さや美しさには、いつも驚かされますね!
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出典:YouTube