同じ高校に通っていた親友5人で撮った、友情が窺える一枚の写真。
その写真におさまった5人の男性は、当時から現在まで「ある伝統」を守っています。
それは5年ごとに同じ構図、同じポーズで写真を撮ること。
2022年に記録はさらに更新され、オマージュし続けてなんと40年が経ちました!
目次
一枚の写真のオマージュを始めた5人
一番最初の写真が撮影されたのは1982年。
当時アメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラ高校に通っていた同級生の男性5人が、とある湖のプレハブ小屋で一枚の記念写真を撮影したものです。
それがこちら。
距離感や落ち着いた表情から、気心の知れた仲であることが伝わってきます。
この時5人は、5年後に再び同じ場所、同じポーズで写真を撮ることを約束したそう。
そしてその約束が現実のものとなるのです。
1987年、5人は再び湖のプレハブ小屋に集まり、5年前に撮った写真をオマージュする形でカメラの前に並びました。
並び方だけでなく、服装や小道具まで忠実に再現しています。
2022年でついに40年目に突入!
5人にとって5年ごとに同じ場所、同じポーズで撮影することはすっかり伝統行事になりました。
1992年。服装は変わっても、右から2番目の男性の手には当時と同じく瓶が握られています。
1997年。左から2番目の男性が必ず帽子を持っているのも同じですね。
2002年。世紀をまたいでも伝統行事を守った5人。
歳を重ねた分、見た目にずいぶん貫禄がでてきましたね。
こちらは直近の2017年に撮影されたもの。
オマージュを始めてこの年で35年が経過しました。
そして節目の40年となる2022年の写真がこちらです。
前回の2017年からさらに歳を重ねた5人ですが、年齢とわずかな外見の変化があっただけ。
5人がこれまで大事にしてきた伝統行事と友情は、何一つ変わっていません。
いつまでも5人の姿が見たい!
2022年に再び撮影に臨めた5人でしたが、メンバー全員がもうすぐ60歳。
なかにはガンを患った方もいるそうで、40年間誰一人欠けることなく写真におさまることができたのは、まさに奇跡のような出来事です。
どうかこの調子で2027年、その5年後の2032年、2037年・・と、いつまでも5人揃って並ぶ姿を見せてほしいですね。