仏教と聞くと、どちらかと言うと古き良き習わしに従って最新技術とは無縁...というイメージを抱いてしまいますが、実際には時代に沿った様々な進化があります。
今回はSNSで大きな話題を呼んだ「仏教×ドローン」が作り出す令和時代の阿弥陀来迎をご紹介します!
目次
菩薩が空から来迎された!
今回ご紹介するのは三浦耀山(@biwazo)さんがTwitterに投稿した映像です。
映像は京都市下京区龍岸寺で行われた超十夜法要というイベントとして行われたドローンによる阿弥陀来迎の様子です。
こう聞いても仏教に詳しくない方は「??」な状態かもしれませんので、まずは実際に映像を見ていきましょう!
お堂にはお経を唱える住職さん、そしてその周りには参加者の皆さんが。
会場全体がライティングされ神聖な雰囲気です。
すると、画面全体に複数の浮遊物が!
そう、こちらがドローンに乗った仏様!
阿弥陀如来と9菩薩の10体編成で構成されています。
全身がLEDライトで光り、神聖な雰囲気で隊列を組む仏様。
なんとも厳かな雰囲気です。
これが令和時代の阿弥陀来迎!!
超十夜法要の模様は龍岸寺さんのYouTubeでも視聴できます。
進化し続けたドローン仏
凄い!ドローンx仏教なんて今風!!と感心してしまいますが、その道のりは平坦ではありません。
普段は仏師として仏像を彫る三浦さんが4年前に思いつき発案したのが全てのきっかけ。
最初に作られたドローン仏がこちら。
少しコミカル!?
その後、改良を重ね阿弥陀三尊形式、阿弥陀如来と6菩薩を5台のドローンなど年を追うごとにそのクオリティは上がり続けました。
そして2022年。
阿弥陀如来と9菩薩の10体編成となったドローンに、これまでの手動操縦からプログラミングによる編隊飛行にアップデートして執り行われたドローン阿弥陀来迎。
ドローン仏編隊飛行はドローン事業を展開されているfly株式会社さんの協力でプログラミングされたそうです。
また、今回超十日夜法要を開催された京都の龍岸寺さん
長年の試行錯誤と多くの方の協力で今回の神秘的な空間に繋がったのです。
これからの進化が楽しみ
今回は三浦耀山さんがTwitterに投稿したドローンによる阿弥陀来迎の様子をご紹介しました。
斬新なアイデアによって進化を続ける仏教界のこれからの進化が楽しみです!
実際の投稿はこちら