
まるでカメが目の前にある海藻を一瞬にして食べたかのように見えるこちらの映像。
実は、海藻ではなく独特の動きをするイソギンチャクが身を守っていたところだったんです!!
目次
カメが勢いよくパクリ!
今回の動画が撮影されたのは、オーストラリア西側にあるコーラルベイという沿岸地域。
青く澄んだ海が有名な観光地で、撮影者さんも海の生き物を撮影しにやってきたようです。

カメラに映っているのは、大きなカメ!
目の前には、なにやら海藻のようなものがゆらゆらと揺れています。

すると、カメがこの海藻のようなものにパクッと嚙み付き始めました!
どうやら食事にするつもりのようです。
一瞬で食べちゃったと思ったら・・・
海底に生えている海藻を食べようと口を開いたカメ。

その海藻はみるみる小さくなっていき・・・

あっという間になくなってしまいました。

まるで、カメが一瞬にして食べてしまったようにも見えますが・・・、実のところは異なります。
この海藻のようなもの、その正体は、『ハナブサイソギンチャク』というイソギンチャク、もしくはその仲間だったのです。
ハナブサイソギンチャクは、身の危険を感じると一瞬で海底に潜る習性があります。
つまり、この動画に出てきたカメもまんまと逃げられてしまったところだったようです。
動画はこちら
自らの危機に、一瞬で姿を隠したイソギンチャク。
その様子は、こちらの動画からご覧いただけます。