感動!8歳の少年が行きつけのレストランチェーンの店員さんの経済状況を助ける為にクラウドファンディング

あなたにはお気に入りのレストランや、あるいはそのレストランの店員さんはいますか?
もし居る場合、店舗やその方が困難に直面していたらどのような行動を取りますか?

今回は8歳の少年が反響を呼んだ、アメリカでの出来事をご紹介します。

行きつけのレストランで...

今回ご紹介するのはアメリカ・アーカンソー州に住む8歳の少年、ハンター君が巻き起こした行動についてです。

ハンター君は地元のワッフルハウスというレストランチェーン店に両親、あるいは祖父母と通う時間が大好きでした。
そして何回も店舗に通う内に、ガードナーさんというこのレストランで働くウェイターさんと親密に。

来店する度にハイタッチをしたり冗談を言い合う家族ぐるみの関係になりました。

しかしそんな時、明るく家族と接するガードナーさんは実は困難に際していたことをハンター少年は知りました。

ガードナーさんにおきた困難

数か月前、ガードナーさんは家が老朽化やネズミ被害に合い住めない状態になってしまったのですが、十分な修理や引っ越しの費用が無かった結果、安価で宿泊できるモーテルに家族で引っ越しをすることになってしまったのです。

また、宿泊費の安い地域は職場であるレストランからも通く、車を所有していないガードナーさんには非常につらい状況に。
更に安価なモーテルに8カ月もの間、妻と2歳そして3歳の娘の4人で暮らしており防寒設備も十分でない為、家族が体調を崩してしまう状況にあったそうです。

このような状況でも気丈に明るく家族たちを迎えていたとしったハンター君とその家族は、この親愛なる店員さんに何か力になりたいと考えます。

少年の行動が人々を動かす

ハンター君が思いついたのはクラウドファンディングサイトで支援を求めること。

当初ハンター君はガードナーさんが通勤できるようにまずは車を購入できる5,000ドルを集めたいと考えていました。

しかし実際にクラウドファンディングが開始されると、ハンター君に賛同した全米の支援者から多数の金額が集まり2023年3月現在で110,000ドル以上を集めています。

この資金によってガードナーさんは家族が健康的に住むことができる家に引っ越しをする準備を行っていると言います。
ガードナーさんはメディアの取材に「娘や妻がしっかりとした暮らしをするためにお金を使わせてもらいたい」と話しており、十分なお金を得た今も変わらずハンター君お気に入りのレストランで働いていると言います。

人のつながりが人を救う!

今回はわずか8歳の少年が巻き起こした、大切な人を救うためのムーブメントをご紹介しました。
世界的な物価高で経済的に苦しい人が増える中、前向きな気持ちになれるニュースでした。

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