飛行機のフライトを楽しくしてくれるシステムをアメリカのウィンドスピードテクノロジーズという会社が開発しました。
同社が、その特許技術で作り上げたのが、飛行機の機体上部に突き抜けて設置された360度パノラマシート「スカイデッキ」です。
このスカイデッキに座れば、普段見ることのできない雲の上の世界を楽しむことができます。
目次
2つの構造
同社が発表しているスカイデッキは、小さいものから大きいものまで、あらゆる飛行機に搭載することが可能で、長時間のフライトの退屈を軽減することができます。
そんなスカイデッキの構造は2種類あります。
階段式
エレベーター式
エレベーター式の方は映画に出てきそうな近未来感があってカッコイイですが、中央部をこれだけ占拠する構造だと、飛行機の乗員数が少し絞られてしまいそうです。
最新技術を使った快適空間
スカイデッキに実際に座れば、その快適さに驚いてしまいます。
イスに装着された端末で、飛行経路など様々な情報を知ることができ、さらに端末の下についているスイッチを押すと座席が回転!
座ったまま好きな方向を向き、パイロットなどしか味わえなかった光景を存分に味わうことができます。
そして、一番の魅力は、飛行機の中でありながら、自分達だけのプライベート空間を楽しめることですね。
安全面もバッチリ
機体上部にはみ出しているため、「安全面は大丈夫なの?」という声もあるかもしれません。ですが、安心してください、スカイデッキは超音速戦闘機にも使われている非常に高強度の素材で作られています。
さらに、鳥が衝突する事故であるバードストライクへの対策もされているので、安心して風景を楽しむことができます。
ウィンドスピードテクノロジーズは、数年以内に、スカイデッキを装備した飛行機のフライトがスタートする見込みだと説明しています。価格は未定ですが、おそらく高めの価格になることは避けられないでしょう。
それでも、日常生活を送る中では絶対に見ることのできない風景を見れると考えれば安いものかもしえませんね。
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出典:YouTube
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出典:windspeedtech.com / designboom.com / gizmodo.com