海をボートで移動していると、木からぶら下がりピクリとも動かないサギを発見した撮影者さんたち。
ぐったりとしていて、既に息絶えているようにも見えましたが、これを見た撮影者さんは救出活動を開始しました。
この懸命な行動の結果は果たして・・・!!
※こちらは、2021年5月7日にFUNDOで公開した記事を再編集したものとなります
目次
サギが木に引っかかっている!?
今回ご紹介する映像は、ブラジル中西部のマトグロッソドスル州を流れているパラナイバ川で撮影されたもの。
撮影者さんたちは、ボートで釣りを楽しんだ帰りに、木に引っかかっているサギを発見しました。
遠目でも、ぐったりとしているのがわかるほどの様子です。
これは、早めの救助が必要な事態のようです。
サギを助けてあげないと!!
木からぶら下がってしまっているサギのもとへ
どうやら、クチバシに釣り糸がグルグル巻きのように引っかかり、クチバシは開けなくなっているようです・・・。
そこで、ボートに乗っていたメンバーたちは、クチバシに絡まっている釣り糸を取り除こうとしはじめました。
ナイフを出し、サギの首をつかんで、釣り糸をカットしようと試みています。
最初はナイフを入れようとしていましたがうまくいきません・・・。
結局、手を使って釣り糸を丁寧にほどいていきます。
この頑張りもあって、クチバシから釣り糸を取り除くことに成功しました!!
このように、サギはクチバシを大きく開くこともできるようになっています。
元気に飛んでいった!
クチバシが開けられず、身動きがとれなかったサギ。
しかし、糸をほどいてもらったことで、元気よく動き出せるようになったみたいです。
それまでぐったりとしていたのがウソのようにしっかりとボートの縁に立つと・・・
元気よく飛び去っていきました。
あのまま放置されていれば、どうすることもできなかったであろうサギ。
無事に、その場を元気よく去ることができてよかったですね。
動画はこちら
糸がクチバシに引っかかってしまい難儀していたサギ。
このサギを助けようとした際の映像は、こちらの動画からご覧いただけます。