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写真でも分かる程透き通った身体を持つクジラの美術品。まるで空を泳いでいるような美しさからは目が離せませんよね。
これは2016年1月26日~31日まで行われていた東京芸術大学の卒業展示で話題になった作品です。
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仏教における六道輪廻の世界をコンセプトに東京芸術大学大学院デザイン科修士2年の山田勇魚(やまだ いさな)さん@isana0137によって作成されました。タイトルは「輪廻」で、円形状に設置されたクジラが身体の中に世界を持ち、それが天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六道を表現しているようです。
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ガラスのように透き通った身体の中に帆船などが閉じ込められた姿は幻想的で、作品を見た人から感動の声が上がりました。
<画像がネット上に公開された時の反応を一部抜粋>
・光の当て方も作品の一部なんだなぁと感動した。
・なんかこう、水の中のコポコポ…って音が聞こえそう…
・凄いの言葉しか出てきません…
・すばらしい。マグリットの「空の鳥」を彷彿とさせるなあ。
・樹脂封印オブジェはイロイロあるけどクジラってのがイイ。フォトジェニックな逸品。
この美しさは実際に見てみたいですよね。そんなみなさんに朗報です。この作品の作者である山田さんの展示会が2016年3月から開催されます。
立体作家三人展:「クレアートル」
開催場所:東京都新宿区大京町12-9 アートコンプレックス・センター
開催期間:2016年3月1日(火)-3月6日(日) 午前11時~午後8時まで
今回ご紹介した「輪廻」も展示されるそうなので、足を運んで見てはいかがですか。
出典:Twitter / Facebook / gallerycomplex.com