※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、「主役は私でしょ!?」とばかりに目立とうとする、ちょっとズレた義母との実話ベースの体験談です。
投稿者は、都内在住の30代女・Cさん。
今回のテーマは――なんと “ 運動会での義母の暴走劇 ”!
はりきりすぎたその言動に、私はモヤモヤを通り越して怒りが爆発寸前に…。
でも、結末にはスカッと終われた、ある母の小さな奮闘記。
どうぞ最後までお付き合いください。
★1話完結で描かれる、義母とわたしの衝撃の物語です★
目次
気合い十分すぎる義母、運動会の数週間前から…
「運動会、もうすぐだねぇ。私もカメラ新調しちゃった!」
義母からそんなLINEが届いたのは、まだ運動会まで3週間もある頃。
「楽しみですね」と返すしかなかったけれど、正直、私は少し警戒していました。
というのも、義母はとにかく “ 目立ちたがり ” 。
イベントごとになると、前に出たがる・大声で応援する・とにかく存在感がすごいんです。
去年の発表会では、前列でスマホを高く掲げて撮影し、先生に注意されたほど…。
今年も何かやらかす予感がして、内心ヒヤヒヤしていました。
“ 張り切りすぎ ” が迷惑に変わる瞬間
運動会当日、義母は開門の1時間前から並び、一番乗りでレジャーシートを敷いていました。
「この位置なら全部見えるわね!」と満足げ。
息子が徒競走に出る前には、「頑張ってねぇ~!」「一等賞取るのよ~♡」とスタンドマイクのような声量で応援。
その声に驚いた子どもたちがキョロキョロし、先生たちも苦笑いしていました。
極めつけは、親子競技。
うちは夫が出場する予定だったのですが、義母がなぜかジャージ姿で準備万端。
「お父さん仕事で来られないんでしょ? だったら私が出るわ!」
いや、来てますけど…!
夫が駆け寄り説明しようとするも、「私の方が運動得意だし、映えるしね」と聞く耳を持たず。
最終的には先生に制止され、義母はしぶしぶ引き下がりましたが、周囲の注目を浴びたことに満足そうな表情…。
私は穴があったら入りたい気持ちでいっぱいでした。
「このままじゃ毎年続く」覚悟を決めた一言
運動会が終わった夜、義母から電話がかかってきました。
「今日、すっごく楽しかったわ~! 来年はお弁当も作るからね!」
えっ、来年も!?
もはやイベント=義母の舞台…みたいな感覚になってるのかも?
このまま黙っていたら、来年はお弁当も競技も “ 全部義母仕切り ” になると確信しました。
だから私は、はっきり伝えることに。
「お義母さん、今日はありがとうございました。でも、うちは“親子の思い出”を大事にしたいんです。
息子にとっても、 “ お父さんと出る ” ことが大切だと思うので、今後は見守ってもらえるとうれしいです」
正直、ものすごく勇気がいりました。
でも、私の言葉を聞いた義母は少し沈黙した後…
「……そうよね。私、ちょっと出しゃばりすぎちゃったかしら」
と、素直に認めてくれたのです。
スカッと!“線引き”は自分を守るためにある
その日以降、義母はイベントへの参加はしつつも、少し引いた距離感を保ってくれるようになりました。
もちろん、張り切りぶりが完全になくなったわけではありませんが、
“ 主役を奪う ” ことはなくなりました。
言うべきことは、ちゃんと言う。
遠慮しすぎてストレスをためるより、線引き=お互いのためになるんだなと実感しました。
まとめ:空気を読まない人には、“やんわり線引き”が効く!
★ 「家族イベント」は親子が主役、応援は “ ひとつの役割 ” に過ぎない
★ 迷惑に感じたら、 “ ありがとう ” とセットで伝える勇気を持つ
★ 放っておくと、義母は「感謝=主導権」と勘違いしてしまうかも!
イベントって、親にとっても子どもにとっても特別な日。
だからこそ、誰が主役か、どんな思い出を残したいのか、ちゃんと考えて動きたいものですね。
この記事が、同じように義母との距離感に悩む方のヒントになれば幸いです。