
「暑すぎて寝付けない…」「何度も起きてしまって寝不足」
そんな寝苦しい夏の夜、実は 自分の生活習慣が原因で悪化しているケース がとても多いです。
無意識のNG行動が、熱や湿気をこもらせ、さらに眠りを浅くしてしまうのです。
今回は、寝苦しさを悪化させる習慣をランキング形式で紹介します。
あなたはいくつ当てはまっているか、ぜひチェックしてみてください!
目次
第5位:冷房を切って寝る
「寝冷えしそう」「電気代がもったいない」といった理由で、寝る前にエアコンのタイマーを切っていませんか?
しかし、寝ている間に室温や湿度が上昇すると、身体が熱を逃がせず、汗をかき続けてしまい、何度も目が覚めてしまいます。
寝返りが増えて、深い眠り(ノンレム睡眠)に入れないまま朝を迎えることも。
おすすめは、28℃前後で弱風+除湿で朝までつけっぱなし
冷たい風が直接当たらないよう、風向きやスイングを調整すると快適です。
扇風機を併用して空気を循環させれば、冷えすぎも防げて効率的。
「身体は涼しいのに、布団の中はムシムシ…」という状態を防ぐことができます。
第4位:お風呂はシャワーだけで済ませる
「暑いし、湯船に入るのは無理!」という気持ちはよくわかります。
でも、シャワーだけだと表面の汗を流すだけで、深部体温が十分に上がらず、寝る頃に体温がうまく下がらなくなるのです。
体温が高いままだと、脳が「まだ活動する時間」と判断してしまい、寝つきが悪くなります。
理想は、寝る90分前に38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分ほどつかる
お風呂から出た後にゆっくり体温が下がり、自然と眠気が訪れるリズムを作れます。
汗もスッキリして、布団に入ったときの不快感が軽減されますよ。
第3位:寝る直前までスマホをいじる
「ベッドに入ってからがSNSタイム」「YouTube見ながら寝落ちするのが習慣」
この行動は、寝苦しさを倍増させるNG行動です。
ブルーライトが脳を刺激し、睡眠を促すメラトニンの分泌を妨げるため、眠気が遠ざかります。
また、SNSやニュースでネガティブな情報を見てしまうと、余計に頭が冴えてしまいます。
寝る30分前にはスマホを手放し、部屋の照明も少し暗めにして準備モードに切り替え
ストレッチをしたり、アロマを焚いたり、紙の本を読むのもおすすめです。
“スマホ断ち”の夜は、驚くほど寝つきがよくなります。
第2位:お酒で無理やり寝ようとする
「飲めばすぐ寝られるし…」と、お酒を頼っている人も多いですよね。
確かにアルコールは入眠を助ける効果がありますが、睡眠の質は大きく下がります。
特に後半の眠りが浅くなり、夜中に目が覚めやすくなります。
さらに、アルコールの利尿作用でトイレも近くなり、途中で何度も起きる原因に。
おすすめは、ノンカフェインのハーブティーや白湯に置き換え
それでも飲みたい場合は、寝る3時間以上前までにして、量も控えめに。
酔いが覚めてからの方が、深い眠りに入れます。
第1位:寝具が夏向きではない
「冬と同じ布団やシーツをそのまま使っている…」
これが、寝苦しさを増幅させる最大の原因かもしれません。
通気性の悪いポリエステル素材や重い掛け布団は、熱や湿気がこもり、汗をかき続けることに。
寝返りが増えて深い眠りが妨げられます。
夏は麻や綿のさらっとした寝具に衣替え
敷きパッドも冷感素材のものや、通気性の高いものを選ぶのがおすすめ。
枕や掛け布団も見直して、涼しさと吸湿性のバランスがとれた環境を作ると、驚くほど快適に眠れます。
まとめ:習慣を変えればぐっすり眠れる!
夏の寝苦しさは、外的な暑さだけが原因ではありません。
日々のちょっとした習慣が、無意識のうちに悪化させていることも多いのです。
▶ 冷房は弱風+除湿で朝までオン
▶シャワーではなくぬるめのお風呂でリラックス
▶ スマホは寝る30分前にオフ
▶ お酒は控えて、ハーブティーや白湯に
▶ 夏用の寝具で環境を整える
これらを実践するだけで、眠りの質はぐっと高まります。
ぐっすり眠れれば、翌日の体調や気分も大きく変わりますよ。
ぜひ今日からできることから始めて、快適な夏の夜を手に入れてくださいね!