災害時、命の次に確保するものは水や「情報」。平常時であっても、この2点の在庫や点検だけは怠らないようにしておきたいものです。しかし、災害はどんな状況でおこるか予測ができないもの。あてにしていた携帯充電器やラジオなどの家電製品のコードが切れて使えなくなってしまったり…
そんな時、ちょっとした知識で手軽に解決できることもあります。今回は、切れたコードの応急処置の方法をご紹介します!
コードが切れてしまったときの応急処置
切断されたコードのビニール部分の先端を使用してつなぐので、まずは、コードの皮膜を剥がします!コードを切るときは、ニッパーの横幅を利用して長さを測ることで、切断されたコードの両端の長さが綺麗に揃います。
このとき、切断されたコードの先端をまとめるために、コードをさらに短く切った一部のビニール部分を先端にもっていきます。すると、コードの先端がバラけるのを防ぐことができます。
コードの結び方は、カンタン「本結び」!
残りのケーブルの長さに余裕があるときは、両足にひっかけて、最後にぎゅっと膝を外にむけることで、コードをしっかりと結合することができます。
コードが結ばれたら、先端を纏めていたビニールを抜きます。そして銅の本線と、シルバーの動線にわけ、銅線の方を切ります。コードは色が違うので、意外にカンタン!
最終的に、むき出しになったコードの上をビニールテープで巻くことになります。その時に、コードの結び目や先端がしっかりと隠れるように、ビニールが剥がれたコードの部分を下のむき出しになったコードの長さに合わせて切断します。
最後に、銅線の方をぐるぐるとコードに巻きつけていきます。
そして、最後にもう一度、結び目をぎゅっと縛って。
いかがでしたか?普段電気やケーブルは特殊なものに感じている人も意外にカンタンにできそうですよね。切れてしまったコードが結べたら、あとはコードの上をガードするためにテープをまいていきます。
コードの結び方、テープの巻き方は下の動画でも詳しく説明されているので、ぜひご覧ください!
切れたコードの結び方
テープの巻き方