
「今日は、きっと特別な夜になる」
そう思った私は、密かに“勝負下着”を忍ばせて彼の家へ向かいました。
でも、そこで待っていたのは、想像もしなかった展開で──。
今回は、私が体験した“勝負下着”にまつわるちょっと恥ずかしい、でも誰かに聞いてほしい実話をお届けします。
目次
気合いを入れた“あの夜”
その日、私は付き合って3ヶ月の彼の家に初めてお泊まりする予定でした。
仕事終わりに合流して、彼の手料理を一緒に食べて、お酒を少し飲んで、いい感じのムード。
いよいよ“そのとき”が近づいている気配…。
「これは勝負の夜になるかもしれない」
実はそのために、前日にレースたっぷりの上下セットを奮発して購入済み。準備は万端でした。
普段はベーシックカラーの綿100%しか履かない私。
でも今回は赤。レース。しかも、セクシーすぎるくらい透けてるタイプ。
自分で鏡を見ても「おぉ…」と思うくらいの気合いの入りようでした。
洗面所で、いざチェンジ
タイミングを見計らって、私はお風呂に入り、その勝負下着に着替えました。
メイクも落とし、髪をまとめ、緊張しながら彼のいるリビングへ。
きっと彼もドキッとしてくれるはず──
そう期待しながらソファに座ると、彼が一言。
「…え、それ寒くない?」
……えっ?
「なんか見てて、こっちが落ち着かないかも」
「いや、その…なんか、すごく派手だね。普段と違いすぎてびっくりした」
と彼。どうやら、いつもシンプルな服装の私が、いきなり“攻め”たスタイルに変わったことで、完全に戸惑わせてしまったようです。
私の中では「勝負下着=セクシーで派手」というイメージだったのですが、彼からするとそのギャップが大きすぎて、むしろ気まずい空気に…。
しかも、「なんか…寝るときに着るには落ち着かないよね」とまで言われてしまいました。
そして、さらなる悲劇
寝る前にベッドへ移動すると、さらに問題発生。
その下着、レース部分の縫い目がチクチクして、なんてことない下着なのに、体がムズムズして集中できない!
しかも、ポリエステル素材のせいで静電気が発生しやすく、毛布にバチッ!
一緒にいた彼も「うわっ!なんか今、ビリってきた!」と反応。
結果、せっかくの勝負下着は「派手すぎ」「チクチクする」「バチバチする」の三重苦。
気合いを入れたのに、逆に彼との距離を遠ざけてしまった気がしました。
──そして翌朝。
少しだけ期待して「昨日の下着、どうだった?」と聞いた私に…
「なんか…バレンタインのコスプレかと思った」
……それ、フォローになってませんけど。
わかったこと:勝負下着は“自分らしさ”が大事
この失敗を通じて私が痛感したのは、下着って「相手を驚かせるため」ではなく、「自分らしさと清潔感を保ちながら、ちょっとだけ特別な気持ちになる」ためのものなんだなということ。
それ以来、私は“勝負”の定義を変えました。
色は落ち着いたベージュやネイビーなど、素材は肌あたりの良いもの。
デザインはシンプルだけどレースや透け感で程よく女性らしさを。
結果、それが一番「安心感」と「大人の魅力」を出せると実感しています。
最後に:勝負下着で勝てなかったとしても
私のように、派手すぎる下着で失敗した女性は少なくないはず。
でもそれって、悪いことじゃないと思うんです。
“気合い”が空回りしたって、それだけ「相手を大切に思っていた証拠」。
そして、そんな失敗を一緒に笑ってくれる相手なら、きっと関係も長続きするはずです。
まとめ:勝負下着の選び方、間違っていませんか?
初対面では“やりすぎない”セクシーが鉄則!
▶ 肌ざわり、着心地、静電気対策は超重要
▶ 相手の好みやムードに合う色・形を意識
▶ 一番の勝負ポイントは、実は“翌朝の印象”
あなたにとっての「勝負」は、ドキドキの夜ではなく、「また会いたい」と思ってもらえる“翌朝”かもしれません。
あなたの「勝負下着エピソード」も、よかったらこっそり教えてくださいね…!