クレカの利用限度額がいっぱい!?カードの利用明細が夫の裏の顔を暴いた日

※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。

実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。

兵庫県在住の主婦・Nさん(仮名・30代)は、ある日何気ない買い物をきっかけに、夫の裏の顔を知ることになります。

そのきっかけは、たった一言の「ご利用いただけません」でした。

きっかけは、たった一言「ご利用いただけません」

「いつも通り、夫名義の家族カードで買い物をしようとしただけだったんです。」

Nさんは近所のスーパーで、生活用品と食品をまとめ買い。

レジでカードを差し出したところ、店員から思いがけない返答が…。

「申し訳ありません、カードがご利用いただけません」

一瞬、磁気の不具合かと思ったNさん。

しかし、このあと事実は思いもよらぬ方向へ向かっていくのです。

家計簿では見えない裏の支出

家計簿もしっかりつけているし、月のお金の流れはすべて把握しているものだと私は思っていました。

このカードからは主に生活費のみを使用するので明細などは特に気にしていませんでした。

夫名義の家族カードで、カード会社の会員サイト(オンライン明細)のログイン情報は把握していたので、明細を確認してみることにしました。

証拠を突きつけた夜

しかし、オンライン明細と予約サイトの履歴を確認するうちに、背中が冷たくなっていったといいます。

■ 有名レストランでのコースディナー(2名分)
■ ブランドショップでの買い物(女性向けジュエリー)
■ 温泉旅館の記念日プラン(2名1室)
■ 映画館やスパなどのペアチケット購入履歴

明らかに、Nさんと無関係な支出が続いていました。

証拠はカードが全部語っていた

疑いが確信に変わるまで、そう時間はかかりませんでした。

Nさんはカード会社の明細画面を保存し、自宅のPCに残る履歴や夫のメール通知を丁寧に確認。

すると、夫のGmailに届いていた1通の消し忘れているメールを確認。

《〇〇ちゃんとの温泉旅行、楽しみだね》という件名が。

添付された画像には、露天風呂付きの旅館と、「記念日ケーキ付きプラン」の案内が…。

「これ、全部あなた?」と問い詰めた夜

数日後、全ての証拠を揃えたNさんは、静かに夫に尋ねました。

「今月のカード、限度額いっぱいまで使ってたみたいだけど…これ、全部あなた?」

夫は「会社の付き合いだよ」と言い訳しようとしましたが、

Nさんが明細を差し出すと、何も言い返せなくなったそうです。

本人も上限枠までお金を使っていたことは気づいていなかったよう…。

信頼の再構築を選んだ彼女

しかし、主人が貯めていた貯金残高を目の当たりにし、冷静にもなりました。

離婚は選ばなかったNさんですが、明確な生活の切り分けを決断しました。

・夫名義のカードをすべて停止
・生活費口座を分離
・クレカ履歴の共有化と使用ルールの明文化
・家計管理をNさんに一任

「お金の使い方って、誰といたいかがそのまま出るんですよね~」

そう語るNさんの言葉には、冷静ながらも強い決意がありました。

まとめ:限度額が教えてくれた、本当の限界

★カードの明細には、隠せない本音の行動が映る
★小さな違和感を見過ごさないことが、心の安全につながる
★言い訳よりも、証拠をもとに信頼のルールを立て直すことが大切

「限度額オーバー」
それは、信用の限界を知らせるアラートでもあったのかもしれません。

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