「現実は厳しかった…」04年には三冠王、元ソフトバンク・松中信彦が涙の引退

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出典:twitter.com

2004年には三冠王を獲得。長年、プロ野球の第一線で活躍した元ソフトバンクの松中信彦選手の引退が話題となっています。


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松中選手は、96年アトランタ五輪で日本代表の4番を務めて5本塁打16打点の大活躍。同年ドラフト2位(逆指名)でダイエー(現ソフトバンク)に入団しました。プロ入り後は球界屈指の強打者として君臨。04年には史上7人目の三冠王にも輝きました。また、第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では日本代表の4番として活躍。世界一に大きく貢献しました。

昨年ソフトバンクを退団…現役続行にかけていた

昨年、19年間在籍したソフトバンクを退団。退団後は現役を続行するため、他球団へ自ら連絡を取るなど入団テストを願い出ていましたが、結局オファーは届きませんでした。松中選手は、ここ数年1軍での出場機会はほとんどなく、厳しい状況が続いていました。

(松中選手の引退会見でのコメント)

私、松中信彦は2016年3月1日、19年間の現役を引退することを決断しました。

19年間、多くの人に支えられて感謝しています。

10月にホークス退団し、わずかな可能性にかけて現役を続行してきました。この4ヶ月間、自分の中で最高の準備をしてきました。しかし、現実は厳しく、オファーはありませんでした。

松中選手の全盛期を思えば、最後にこういう形になり寂しくはありますが、最後まで現役にこだわり続け、バットを振り続けて練習に打ち込んでいた姿には、心を打たれるものがありました。

(松中選手に対して寄せられていた声)


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松中選手といえば、間違いなく一時代を築いた偉大な選手。松坂大輔投手との対戦は、いつも名勝負で興奮しました。第1回WBC準決勝の韓国戦では、勝ち越しの口火を切る2塁打を放った後に2塁ベースを叩き「絶対に勝つんだ」という、もの凄い気合いの入った表情…忘れられません。

本当にお疲れ様でした。今後は、指導者としてグラウンドに帰ってきてくれることを期待しています!


出典:headlines.yahoo.co.jp


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