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「音楽は、握手のオマケか」
インパクトのあるディスクユニオンのキャッチコピー。これに対しては賛否両論が集まるなど、ネット上で話題になっています。
ディスクユニオン様!!
一生付いていきます!!! pic.twitter.com/itVwkauUre— くぼまり (@marymarygirly) 2016年3月6日
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ディスクユニオンといえば、新品CD店及び中古店の二つの顔を持ち合わせ、コアな音楽ファンを対象とした品揃えが豊富。CD・レコード・DVDのほか、オーディオ機器・書籍・ゲーム・バンドTシャツ・オリジナルグッズなど取扱い商品は多岐に渡ります。今でこそお店に出向く機会はなくなってしまいましたが、筆者も10代~20代の頃はお世話になりました。
こちらは大阪の店舗。
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ディスクユニオンは、メインとなる音楽ソフトの小売においては関東圏で計37店舗を展開する大手。音楽ソフト市場が、全盛期の約半分に落ち込むなど厳しい状況の中、マニア層をメインターゲットとした戦略で生き残りを図っています。
今回ツイートされて話題となっているメッセージにも、ディスクユニオンらしさを感じます。この件に対しては、賛否両輪さまざまな声が寄せられていました。
ディスクユニオンが何を言おうが構わないんどけど、こういうのを掲示するということは、ディスクユニオンで買ったプログレのCDを普通に聴きつつ、一方でアイドルと握手するために同じCDを何十枚も購入してるぼくのような客がいることは想定すらされてないんだな、と疎外感というか寂しさは感じた。
— たんご (@tango_oscar) 2016年3月7日
音楽は握手のオマケか。この言葉はなんか心に刺さったわ
— 晶 (@Raggamuffin0927) 2016年3月7日
ただしあの正義はある一方の側からの正義にすぎないわけで。
「握手こそ正義、音楽なんて握手のオマケ、俺達は接触できればいいんだ」って奴も一定数いるからこそ現在の状況がまかり通っているわけで。
一概にもう彼らを悪として、僕らを正義と言うこともできないわけで。— ジャン・ゴセイナイト・ハボック (@Kimy419) 2016年3月7日
いろいろ言われてるみたいだし、確かに非現実的でしょう。それでもなお、私は心のどこかでまだ「握手のオマケとは違う音楽(CD)」の存在を信じています。 https://t.co/q7zevrvflm
— くまたろう、あるいは狂葱丸熊(笑) (@crazykumataro) 2016年3月7日
ディスクユニオン好きだし昔からかなーりお世話になってるけど、「音楽は握手のためじゃなくて心を震わすためのもの」「そうだそうだ!!」みたいな人が理想顧客と言われちゃうと何だかなーだな
中学2年生のとき生まれて初めてお茶の水のユニオン入った時に感じた何とも言えない圧迫感を思い出す— レジー (@regista13) 2016年3月7日
握手のオマケはCDであって、失敗したジャケ買いはただの不要物。
ダウンロードで失敗するってお前せっかくの視聴もしねーのかって思うけど。
なぜ同じ「音楽」を売る立場なのにこうも批判的なマーケティングをするんだろう。— すらびぃ くろべく (@zklamani) 2016年3月7日
握手券だの投票券だの、そういうオマケが一切付いてこない音楽配信サービスのダウンロードランキングは、少なくともオリコンよりは世相を反映しているかもしれませんね。
— しろくま (@sino713) 2015年12月27日
マニア層からの支持が高いディスクユニオン。今回のメッセージも含めて、外的環境には左右されない独自の路線が印象的です。