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多くの人々から惜しまれつつ亡くなられた任天堂・岩田前社長。生前、岩田さんが残していた言葉に共感の声が集まるなど、話題となっているのでご紹介します。
任天堂の岩田前社長が残した言葉
「自分の長所を見つけるには、自分が楽にできることを探すこと」
感情的な人間が陥りがちな努力主義・苦労主義をぶっ飛ばす冷徹で理知的な言葉だと思います— えいす|学園祭G-15_ド嬢本 (@nijieith) 2016年4月29日
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つまり、人は苦労して何かを身に付けると、それにすごい価値があると思い込みたがります。
でも実は自分は何気なくやってるけど他の人は結構苦労してる物があって、それこそが「金になる」本物のスキルだということです。— えいす|学園祭G-15_ド嬢本 (@nijieith) 2016年4月29日
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今つぶやいた岩田社長の言葉のソースはこれです。
>「“労力の割に周りが認めてくれること”が,きっとあなたに向いてること。それが“自分の強み”を見つける分かりやすい方法だよ!」— えいす|学園祭G-15_ド嬢本 (@nijieith) 2016年4月29日
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上記で紹介されているのは、岩田さんへのインタビュー記事。このような事も書かれていました。
好きじゃないけど得意なこともありますし、好きだけど、実はあんまり得意じゃないよっていうことも結構あって。だから、仕事というのは「得意なこと」をやった方がいいんです。好きだけど得意じゃないことに溺れると、仕事っておかしくなることが多いんです。
自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり、喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。要するにね、「それがその人の得意な仕事なんだ」って話で。逆に、自分的にはすごい努力して、達成感もたっぷりあるのに、周りからは「はあ?」みたいに思われることもあって。
この話は、岩田さんが会社説明会の場で、学生たちに毎年のように話している内容だそうです。「よく、自分の強みを見つけろ!みたいな話を学校で言われると思うんですけど、普通は学生時代に何が自分の強みなのかなんて、なかなか簡単には分かんないわけじゃないですか」と、岩田さんは持論を語っていました。
(この件に対して寄せられていた声)
@nijieith @_hzkrn 長所に気づく方法を述べた言葉であって、努力主義を否定するものではないとおもいますよ。無意味な努力を感情的に礼賛するのがおかしいのは当たり前。
— アルフィー (@emosan315) 2016年5月1日
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@nijieith @Shingi 野球では元ヤクルトの石井投手は、野球は好きじゃないけど投げたら勝てるからプロで仕事してると言ってましたね。
— 荒巻さん (@aramakisan) 2016年5月1日
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@nijieith 自分ではサラサラと楽に絵が描けることが他人にとってはものすごい技術に思われてってことありますね。日本語を教えつつその場で黒板にその状況を描くんだけど他の先生に羨ましがられることがあります。
— 海苔王 (@nori_bomber) 2016年4月30日
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「自分の長所を見つけるには、自分が楽にできることを探すこと」。この言葉を会社説明会で聞けた学生たちが羨ましいですね。人生の方向性を決めるターニングポイントになったという学生もいたかもしれません。改めて、岩田さんの偉大さを垣間見たような気がします。
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