
出典:twitter.com
ワンコの愛が飼い主を助けた!
自宅で倒れてしまった飼い主の所まで警察官を誘導し、飼い主が無事に助け出されたという出来事が話題になっています。
「ご主人を助けて!」 お手柄犬、警察官を誘導 倒れた飼い主救う /千葉日報 https://t.co/3Wcz5rhTbTリードをつかむと、その犬は通報者の女性らとともに助川巡査部長をどこかに案内するかのように引っ張った
— ロビン (@oldblue2012) 2016年5月7日
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千葉県千葉市稲毛区で先月、自宅で倒れた飼い主を助けようと飼い犬が警察官を自宅まで案内し、けがをした飼い主が警察官に助け出される出来事があったそうです。
千葉北署は5月2日、このお手柄犬に“ご褒美”のドッグフードをプレゼント。署長は「飼い主と飼い犬との信頼関係が強かったのだろう」と話していたそうです。
目次
大学生の女性から110番通報
先月26日午後6時半ごろ、同区宮野木地先で「徘徊している犬がいたため、保護している」と、大学生の女性から110番通報があったといいます。
同署宮野木交番の巡査部長が現場に駆けつけたところ、首輪とリードをつけたままのワンコを見つけたそうです。
巡査部長がリードをつかむと、ワンコは通報者の女性らとともに、巡査部長をどこかに誘導するかのように引っ張ったため、ワンコが案内するままについて行ったそうです。
自宅のベッドで飼い主が倒れていた
ワンコに誘導されてついていくと、ワンコはとある家の前でお座りをしました。家の中から聞こえるうめき声…。巡査部長が窓から中を確認してみると、ベッドにもたれかかるように倒れている飼い主のYさん(68歳)を発見しました。
Yさんは背中に怪我を負っていたようで(後に骨折と判明し、現在は入院中)、巡査部長の通報で駆けつけた救急隊による応急処置を施したそうです。飼い主を助けるべく動いたワンコの行動がなければと思うと、ゾッとしますね。ワンコを保護した女子大生の判断も適切なものだったと思います。
ちなみに、巡査部長はこの件について、犬がもしかしたら飼い主の家に帰るのかもしれないと思い、ついていったそうです。
(この件に対して寄せられていた声)
・凄いタイミングだよね。機転の利くお巡りさんと飼い主思いのワンコが巻き起こした奇跡。
・発見されて、良かった!しかし、誘導する犬も凄いけど、着いていく警官も凄い。普通だったら、素通りされそうだけどね。賢い犬、親切な発見者、現場を見ようとする警官、三者ともに素晴らしいです!
・わんちゃんも賢いし、また対応した警官の方の判断だって素晴らしいやん。こういうことがあれば、恩返ししてくれるわんちゃんやニャンコは可愛いし素晴らしいし、人間も襟を正さなあかんって思えるし、人間の方だって、時にはマニュアルも役立つけど 今回の警官のように臨機応変というか現場対応ってどーすべきか?って、いろんなことを伝えられるもの。やっぱりペットは家族やし、こんな方がいるからまだ人間だって捨てたもんやないって胸張れる。
・特別なことをしたとは思ってないんだろうね。これが無心の愛、絆かな。泣けるわ。
ちなみに、このワンコは8年ほど前に、飼い主が千葉市内で拾ってきた犬だそうです(雑種のメス)。飼い主とワンコの絆を感じますね!
巡査部長も「人間の気持ちが分かっているのだと思う」と話し、ワンコのお手柄を称賛していたそうです。