出典:youyaworld.com
日本三景の一つ広島県の”宮島”、厳島神社が有名なこの地には沢山の鹿が生息しています。奈良公園の鹿は有名ですが、宮島にも同じように、島のいたるところに鹿がいるんです。そして、この時期、小鹿たちが生まれる時期なんだそうです。生まれたての小鹿は可愛くて珍しいので、観光客の方達はどうしても小鹿に触ってしまうのだそうですが、実はこの行為が大変よろしくない事態を引き起こしてしまうんだそうです。そんな事態を起こさない為に、Twitterユーザーの”あおの@3510118aokko”さんが注意喚起を作成しました。小鹿の命を守る為その注意喚起が広がっています。
宮島の小鹿を守ろう!
生まれたて小鹿に触れたりしてしまうと、人間のにおいが付いてしまい、親鹿が育児を放棄してしまうんだそうです。生まれたての小鹿は遠くからそっと見守ってあげてください。
▼こちらが”あおの@3510118aokko”さんのツイート
【注意】宮島ではこの時期、小鹿が産まれてます。産まれたての小鹿はまだ親すら子供の匂いを覚えてません。お乳もすえません。ここで人間が鹿を触ってしまうと、親が子供を育てなくなり、せっかく産まれた命が死んでしまうのです。どうか、珍しいからと小鹿を追いかけたり触らないで下さい。
— あおの (@3510118aokko) 2016年5月30日
実際に、追いかけまわされた小鹿に親鹿が近寄らないようになってしまったという事例も・・・。
出典:twitter
外国のお客様もどうかお願いします。
たった今、半日もたってない小鹿が追いかけ回され、親とはぐれ、親が探し、ようやく巡り会ったのに、人の匂いがついてしまった為に、親が近寄らないのです。 pic.twitter.com/3RWuoL51Dw— あおの (@3510118aokko) 2016年5月30日
海外の方にもこの事実を伝えたい”あおの@3510118aokko”さんは、Twitterを通じて英語版の注意喚起も作成して投稿されています!
【Attention please】
<Don't touch deer please.>dear foreign tourists coming to Miyajima.#miyajima #宮島 pic.twitter.com/lZXSNy1uxd
— あおの (@3510118aokko) 2016年5月30日
そして、この投稿を見たTwitterユーザーの”Humi @humi_312”さんが中国語に訳して注意喚起を作ってくれました。
@3510118aokko 初めまして、フォロー外から失礼いたします。勝手ながら、ツイートの内容を中国語に訳させて頂きました。宜しければどうぞお気軽にご利用ください(^^) pic.twitter.com/qPdPZ7b2vU
— Humi (@humi_312) 2016年5月30日
@3510118aokko 【注意】宮島現在正值幼鹿產期。剛誕生的幼鹿氣味尚未被雙親記住,若在此時被人類碰觸而沾上人類氣味的話,幼鹿雙親將不再養育幼鹿,好不容易誕生的小生命有可能就此消逝。因此,希望大家能避免追逐或是觸摸幼鹿。敬請大家多多留意,並轉達給更多人知道,謝謝配合!
— Humi (@humi_312) 2016年5月30日
大きな広がりを見せたこの注意喚起、宮島に行く観光客の方の間にこの事実が周知されるといいですね!この事実は恐らく宮島の鹿だけに限らず、奈良公園の鹿も同じだと思います。皆さん観光地などで生まれたての動物を見かけた際は、触ったりせず、遠くから見守るだけにしておきましょう!
出典:twitter