
「有名だけど地元ではあまり食べない」もの。それとは逆に、「無名だけどよく食べる」ものをご紹介します。
まずは仙台の牛タン。仙台の人はあまり牛タンを食べないようです。何で!?
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目次
なぜ、仙台人は牛タンを食べないのか!?
現在の牛タン定食の相場は、1500円以上とのことで「高くて手が出ない」とのこと。食べない理由は価格だそうです。もともとは850円程度だったようですが、2003年末のBSE問題により仕入れ値が5倍程度も高騰。さらにリーマン・ショックが追い打ちをかけたといいます。
昔は常連だったサラリーマンも月に1~2回程度となり、今では観光客や出張ビジネスマンが仙台の牛タン市場を支えているそうです。
有名だけど、地元ではあまり食べないもの
全国的に有名だけど、地元ではあまり食べられていないものは、その他にもたくさんあります。
(奈良漬:奈良)
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基本的に土産物向けの高価なものが多いため、食卓にはほとんど上がらないといいます。
(明太子:福岡)
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こちらも同じ理由。高いので普段の食卓でそんなに食べられないという意見が挙がっていました。
(もみじ饅頭:広島)
有名だけどお土産用だと思うので、めったに食べることはない。
(神戸プリン:神戸)
お土産には買うけど、わざわざ買って食べる人はいないと思う。
(萩の月:宮城)
人からもらわない限り、まず自分では買わないと思う。
(ういろう:愛知)
ほとんど食べる機会はない。味噌煮込みやひつまぶしもほとんど食べない。
(牡蠣:広島)
テレビ番組で広島のお雑煮には牡蠣が入るとか言っていたけど、一部だけだと思う。
無名だけど、地元ではよく食べられているもの
逆に、全国的な知名度はなくとも、地元ではよく食べられているものをご紹介します。
(イカにんじん:福島県)
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千切りのするめとにんじんを、お酒としょうゆで漬けて食べるそうです。
(ぜんめの煮つけ:愛知県)
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ぜんめという小魚を、しょうゆ・砂糖・みりんで煮て食べる料理。骨が多くて、たくさん食べようとすると時間がかかるそうですが、身がおいしいため、地元の人はよく食べているそうです。まるでカニを食べている時のように皆が無口になるとか…。
(資(すけ)さんうどん:北九州)
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北九州にあるうどんのチェーン店。ソウルフードとしての地位を確立しているそうです。
(たこせん:栃木)
えびせんの間に、たこ焼きを挟んだものだそう。安くておいしいとのこと。
(鬼まんじゅう:愛知)
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サイコロ状に切ったさつまいもを、水で溶いた小麦粉で和えて蒸したおやつだそうです。
(のっぽパン:静岡)
クリームが挟まれている、細長い形状のコッペパンだそうです。
(いきなり団子:熊本)
さつまいも一切れにあんこをまぶし、ギョーザの皮よりやや厚めのものでくるんで蒸した団子だそう。お客さんが突然来ても出せるという意見も。
(ひきおとし:長崎)
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鶏がらのこってりだしに、そうめん、白菜、ねぎなどを入れたしょうゆスープの麺だそうです。鍋でもよく食べるとのこと。
(いごねり:新潟)
いご草という海藻を煮て固めた、ところてんのようなものだそうです。
いかがでしたでしょうか。皆さんの地域でも、「有名だろうけど、地元じゃ食べてないよ」「知らないと思うけど、これはよく食べているよ」といったもの、たくさんあると思います。食生活においても、イメージと実態は違うことが多いな…と改めて思い知らされました。
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