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もうすぐハゲはなくなる!?
東京医大や資生堂などによる毛髪再生の臨床研究がスタートすることとなり、話題となっているのでご紹介します。
人類を悩まし続けて止まない薄毛…。男女に共通した切実な悩みです。
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薄毛に悩む人にとって、1つの希望となりうる発表がこちらです。東京医科大学や資生堂などは6月27日、中年以降に薄毛となる脱毛症の患者の、毛髪を再生させる臨床研究を今年から始めると発表しました。
頭皮の細胞を取り出して培養によって増やし、患者本人に移植
東京医大や資生堂、毛髪再生へ今年から臨床研究 - BIGLOBEニュース https://t.co/QiblWBCcUb pic.twitter.com/pdRWTTsgkf
— 旬感ニュース (@shunkannews) 2016年6月28日
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目次
頭皮の一部を採取→細胞を培養→頭部に移植
研究チームは、「毛球部毛根鞘細胞」と呼ばれる毛髪の根っこ周辺にある頭皮の細胞が、毛髪を作るもとになっていることに着目。患者の後頭部から、毛髪周辺の頭皮(直径数ミリ)を採取し、毛根鞘細胞だけを取り出して培養によって増やし、患者本人の頭部に移植する計画を立てたそうです。
培養した細胞を自分の頭部へ移植。
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一度でも細胞を移植すると、その後は効果が持続するそうです。研究チームは効果や安全性を確認した上での実用化を目指しているといいます。
2013年、資生堂は毛髪再生医療技術を導入
資生堂は、薄毛に悩む人々に向けた毛髪再生医療の早期実現に向け、カナダのバイオベンチャー企業レプリセル社が研究開発している「毛髪再生医療技術(RCH-01)」について、人口21億人を擁する日本を含むアジアを対象とした技術提携契約を2013年7月に同社と締結しています。
この技術は、レプリセル社が10年以上に及ぶ基礎研究・臨床研究を経て安全性を担保して確立し、特許を取得しているといいます。患者の頭皮から採取した特定の細胞を培養した後、脱毛部位に移植し、毛包を再び活性化させ、脱毛部位の健康な毛髪の成長を促す「自家細胞移植技術」とされています。
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ちなみに、今回の臨床研究は約60人の男女を対象として行われるそうです。東京医科大学病院や東邦大学医療センター大橋病院にて、患者から採取した細胞を資生堂の施設に移して培養し、その後2病院に戻して患者に移植するとのこと。
もう薄毛で悩むことがなくなるのか!?今後の臨床研究の動向に要注目です。
出典:headlines.yahoo.co.jp / prtimes.jp