「何をやるにも遅い事はない」
61歳のランナー・西島美保子選手が、パラリンピックの陸上代表に内定して話題となっているのでご紹介します!
パラリンピックの陸上競技を統括する国内3団体(日本パラ陸連、日本盲人マラソン協会、日本知的障がい者陸連)は7月4日、リオデジャネイロ大会の日本代表に内定した36選手を発表。今大会から正式種目となった視覚障害者によるマラソン女子で、西島美保子選手(61)(福井市、日本盲人マラソン協会所属)が選ばれました。
[福井のニュース] パラ五輪代表に福井の西島美保子 視覚障害者マラソン女子内定 https://t.co/okqI3XEu3e
— 福井新聞メディア (@fukuinpmedia) 2016年7月4日
出典:twitter.com
出典:jbma.or.jp
西島選手は、2016年2月7日に開催された選考レースの一つであり、マラソンランナーの登竜門として全国に知られている別府大分毎日マラソンで4位(3時間25分34秒)に入り、リオ・パラ五輪の参加標準記録を突破。過去4レースのポイントにより代表推薦3位候補となっていたといいます。
本年は約3900名が参加したそうです。
西島選手の走る姿には、多くのランナーが勇気づけられているといいます。
目次
46歳からマラソンを始めた
西島選手は、日本盲人マラソン協会強化指定女子選手で最年長。黄斑変性症のため、両目の視力はほとんどありません。女子マラソンがパラリンピックの正式種目になる日をずっと待っていたといいます。
夫の影響により46歳でマラソンに初挑戦。2015年4月にロンドンで行われたIPC世界選手権で5位に入賞し日本人で2位となり、12月に行われた防府読売マラソンでは2位に入るなど結果を出していました。
何をやるにも遅い事はない。
西島選手の言葉は、身に響きます。
やっと夢が現実になった
内定の知らせを受け、西島選手は「やっと夢が現実になり、モチベーションが上がる」とし、「底力を出して、メダルに絡むレースをしたい」と意気込んでいるそうです。
最初で最後のパラリンピックに挑戦するという西島選手。応援しています!!
出典:jbma.or.jp / www.fukuishimbun.co.jp