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113年の歴史に幕を下ろした、とある蕎麦屋。その閉店理由が「あまりに切ない」等と多くの反響を集めているのでご紹介します。
蕎麦屋とは、東京・内神田にある老舗の蕎麦屋「満留賀」(まるか)。明治36(1903)年創業の老舗です。2016年6月24日、長年の歴史に幕を下ろしたのですが、その理由が張り紙にこのように書かれていました。
そ、そんなつらい閉店理由ってあるの…… pic.twitter.com/cntdxbITWe
— 新司偵 (@Ki_46ozzie) 2016年7月6日
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以下、張り紙に書かれていたメッセージです。
この度、店主 蕎麦アレルギー悪化により、下記の通り一時閉店させて頂くことになりました。明治36年(1903年)より神田の地に来て113年に亘り 永い間ご愛顧いただきました皆々様に心から厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
閉店日:平成28年6月24日(金)
内神田 満留賀
四代目店主 竹本伸之
店主は蕎麦アレルギーを患っており、症状が悪化したことがその理由。その理由に対しては「あまりにも切ない」「命がけでがんばってくださったのですね」などといった声が寄せられていました。
@Mituru555aisha よりによって蕎麦屋がそばアレルギーなんて…跡継ぎいなかったんでしょうなあ
— 新司偵 (@Ki_46ozzie) 2016年7月6日
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@Ki_46ozzie 免疫力のない乳児の時期に曝露すると、簡単にいろんなアレルギーになれるものなのです。致命的な症状から重い花粉症くらいのものまで様々ですけれどね。
「跡継ぎだけどそばアレルギー発症のため、自分では打てない」というお店の話はいくつか耳にしています。— 野良猫丸 (@wildcat_x) 2016年7月6日
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@Ki_46ozzie これはかわいそうすぎる・・・俺も蕎麦アレルギー持ちなので年越し蕎麦は俺だけいつもうどんだった・・・蕎麦アレルギーなのに家業を継がなければならなかったというのも悲劇という外ない。
— すめらみこといやさか (@sorarisu0088) 2016年7月6日
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@Ki_46ozzie そばアレルギーって下手すると簡単に死ぬよね。命がけで今まで頑張ってくださったんですね。一時閉店ってことは復帰の可能性もあるってことかな。引き継いでくれる方が現れることを期待します。
— つくばね (@tukubanen) 2016年7月6日
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@Ki_46ozzie すごく詳細に理由が書かれていますね。もう誰も何も言えないぐらいに…アレルギー、改善されることを願うのみですね
— ネコツキ、そしてある時は藍々(美香) (@aiaiharu) 2016年7月6日
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そばアレルギーの方は、そばを食べるだけでなく、飛散したそば粉を吸い込んだりすると、アレルギーの症状を引き起こすことがあると知られています。重篤な症状になる可能性もあり、アレルギーの中でも特に注意が必要な食品として、アレルギー表示が義務づけられています。
常日頃からそば粉に接している蕎麦屋の店主が、そばアレルギーで閉店せざるをえないことに対しては、切ないという意見もありますが、逆に考えると、そのような状況でもお客様のためにそばを提供してくださったという熱い思いを感じてやみません。
お店の閉店は寂しい限りですが、心からの感謝の気持ちでいっぱいになります。
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